火曜日, 2月 15, 2011

小型版iPhoneは「iPhone nano」なのか?

 サイズが「iPhone 4」の3分の2程度で重量が半分くらい、価格は200ドル以下の新しいiPhoneをAppleが準備しているのではないかと噂になっている。このモデルはストレージも持たず全てをMobileMe経由でストリーミングで行うのではないかともされる(LaLaの技術を使う)が、そうなるとOSのアップデートをどうするのだという疑問もあるようだ。
 
 出所がWallstreet Journalと言うのが気になるところ。今は低開発国向けの廉価版のように書いているサイトもあるようだが、デュアルバンドのチップが納まり汎用SIM内蔵となってくれば、どう考えてもこれが本命と言う気がする。
 
 無料になるMobileMeとの組み合わせで使うとなるとどこで儲けるのだと言われそうだが、App Storeも含めれば利益を絞り出す手段がない訳ではなく、本体を廉価で提供するかわりにキャリアからの奨励金を得るという手も十分に考えられる。他のメーカーであれば機能を絞った廉価版と言う考え方もあるかも知れないがAppleがそれをしなければならない理由はないが、チップをデュアル・コアにアップした上にダウンサイズして必要なバッテリー容量を確保出来るのかだろう。それが出来なければA4チップを積んだ3GSの後継機的な端末だが、そんなことをする位なら小型で高機能な「iPhone 5」を低価格で出す方が良いのではないだろうか。
 
結論:他のメーカーの基準で考えれば小型のiPhoneは廉価版で、「iPhone 4」の後継機となる「iPhone 5」とは別物になるのだろうが、他のメーカーを一気にぶちのめすつもりならば小型で高機能で信じられないくらいに低価格を出すと言う方法もあるだろう。但し、そうなるとCDMA版が出てすぐというのはいくらなんでも早過ぎると思うのである。

0 件のコメント: