木曜日, 8月 16, 2007

本気なのか

 サブプライムローンの破綻で世界中が右往左往して火消しに徹していると言うのに、日銀は先月行わなかった利上げをしようなどと考えている。日本の景気が回復しているとは思えないが、悪化はしていないと言うのが日銀の考えらしい。日銀が利上げをするのでは無いかという話が原因で始ったサブプライム問題なのに、その辺りを理解していないのだろうか。

 もしも日銀が現在の世界情勢を無視して利上げを行うようであれば、これは単純にアメリカに引導を渡そうとしているとしか思えない。アメリカの所為で失ってしまった15年の恨みを一気に果たそうと言うのだろうか。

結論:ヨーロッパもその気ならば問題は無いが、どう考えても今回の反応からアメリカを今潰そうと考えていない事は明らかだ。もしも日銀がそんなことをしたら、経済の戦争では済まないのである。

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