木曜日, 7月 06, 2006

ここがおかしい

 総連と民団が和解したと言う記事は大きく取り上げられたのに、結局は紛糾して白紙に戻ったと言う話はどの新聞も大きく取り上げなかった。もともと和解するような間柄でない筈の両者が和解すること自体に疑問も抱かず(何でも仲良くするのは良いと言う単純な発想しかないのか)、結局うまくいかなかったことを大きく取り上げなかったら、世間では気付かずに進んでしまうに違いない。

 実はこれと似た事が結構多い。入管法がいつの間にか改正されていた(外国人の指紋認証の義務化)のだが、これは共謀罪で騒ぎを起こしておいて、注意をそちらに惹きつけた上でこっそりと改正してしまった。つまり絶対に騒ぎになりそうな法案をでっち上げて(通す気など端から無いのだ)、そちらで騒いでいるうちに本当に通したい法案を通過させるというシステムを活用していつの間にか国を変えようと企んでいる連中がマスコミと結託しているわけだ。

 これはマジックのトリックと全く同じ手法なのだ。人は動きの大きいものに気を取られてしまうという習性を持っている為、でかい声につい振り向いてしまう。その時を利用して隠したいものを隠してしまうのだ。

結論:ワンフレーズで全てを済ませてしまう小泉はバカのように見えるが、もしかしたらバカを装った本当の策士かもしれない(まあ違うけどね)。

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