火曜日, 3月 30, 2010

「ソフトウェアとおもてなしがやたらと得意な家電メーカー」

 中嶋聡氏のblogの中に今回の題名となった言葉が書かれていた。たった一行の言葉で、現在のAppleを表すとは、まさに慧眼の士。未だにiPhoneやiPadがPCメーカーのお遊びみたいに捉えている(バカな)メーカーもあるが、アイテム数は少ないが出している商品がトップシェアを押えている(PCはまだだが)AppleをPCメーカーと思っていたのでは将来は真っ暗なのである。
 
 バッティングする商品を持たないから大丈夫だとたかを括っている家電メーカーが何時足下をすくわれてもおかしくない状況になっているのだ。既にAppleはMicrosoftやSONYを、追いつかなければいけないライバルとは考えていない。3Dでどうにかして利益を出そうとしている家電メーカーも鼻で笑っている筈だ。画像が飛び出す前に全てのコンテンツを飲み込める仕組みを自社でカバーすることがAppleの真の狙い。
 
 既得権益に縛られたマスコミや広告業界、ソフトウェア業界を破壊するのがAppleのこれからの仕事なのである。

結論:ソフトウェアもコンテンツも究極はフリー。その上で利益を出せるビジネスモデルがこれから始まろうとしているのだ。

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