火曜日, 3月 09, 2010

民主主義に対する誤解

 選挙を人気投票だと思い込んでいる日本に民主主義を望むのは間違いなのだが、それでも国民は自分たちがやってる事が民主主義だと信じているのだから質が悪い。軍事政権でも専制君主がいるわけでもないのでないので一番近いのは民主主義(憲法ではそう謳っている)だが、多数決が民主的だと学校で教えられただけの国民が民主主義を実践する事など端から無理な話なのかも知れない。
 
 自分たちでいい加減に投票して民主党を政権与党にしたくせに、こんな筈ではなかったと何の反省も無しに今度は退陣しろと言う。大体、まともな神経をしていたら鳩山さんの顔を見ただけで投票などする気が失せるのが当たり前。あのマニフェスト(内容など読んだ事はなかったのだろうが)で、投票しておきながら鳩山や小沢を、今更批判するのは甚だしい責任感の欠如なのだ。

結論:民主主義は、何の責任も取らずに権利を主張して良い制度だと勘違いしているようだが、民主主義とは自分自身で責任を持つ政治制度。ロクでもない連中を選んでおきながら不平不満を言うのは筋違いというもの。衆院には解散などあるから真剣に投票をしなくて良いと思っているではないだろうか。そんな事だから何時までたっても役人の好き勝手がまかり通るのだ。

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