水曜日, 12月 14, 2005

良い子のお薬講座 ~第1章~

 市販薬に関しては色々と詳しい情報をメーカーから手に入れることが出来るが、メーカーのサポートを期待出来ない薬に関しての情報が不足していることは否めない。そこで、基本的な薬に関する情報を少しだけお教えしたい。

アッパー系
メタンフェタミン:エフェドリンから合成された日本オリジナルの覚せい剤。商品名は「ヒロポン」(疲労がポンと消えることから命名)昭和26年に覚せい剤取締法が出来てしまったため現在はメーカーのサポートを受けることが難しくなってしまった。個人業者(893)の取り扱う商品は”スピード”、”アイス”、”シャブ”、”S”などと言われて販売されている。副作用として、強い禁断症状、幻覚、人格崩壊、精神障害など軽微な問題が発生するが、ユーザはあまり気にせずにはまっているようである。新聞などで意味の解らないことをいっていると言う殺人犯は大抵ヒロポンをやっている。風邪薬から作ることも出来るようなのでホームメードで楽しんでもらいたい。

アンメタンフェタミン:今は北朝鮮から高品質のメタンフェタミンが大量に入るようになったので本物の”メタンフェタミン”が増えてきたが、最近まで”シャブ”と呼ばれていた覚せい剤はヒロポンの半分くらいしか効果のないアンフェタミンに混ぜ物をして効果を強くした粗悪品であった。だから私などはシャブと言えば”アンフェタミン”、ヒロポンこそが”メタンフェタミン”だと未だに思っている。

クラック:コカインに重曹(炭酸水素ナトリウム)と少量の水を混ぜて作った貧乏人用のコカイン。重曹との相性が思いの外良かったらしくたった一回でも中毒になると言われるほど依存性の高い薬である。

コカイン:もともとはコカの葉から抽出され、麻酔薬とて利用されていたが今では完全に化学合成で作ることが出来る。アンフェタミン系の薬物のように殺人を犯すようなことは滅多にないが非常にハイテンションになってしまうため、おかしいことはすぐに解ってしまう。元はコカ・コーラ(コカはコカインのコカである)にも入っていたが、現在は含まれていない。残念なことだ。

ダウナー系
メタドン:もとはヘロインなどの麻薬中毒患者の治療用に開発された合成麻薬であった(今でも一部では使われている)が、ヘロイン以上に依存性が高いことが解ったため現在は中国などの一部の国以外では使われなくなっている。

ヘロイン:アヘンを精製して抽出されたモルヒネ(麻酔薬)をより強力にしようとして作り出された薬であるが、麻酔薬をしては失敗であった。そのかわり非常に深い幸福感に浸れるという副作用が有りこれの虜になってしまうことが明らかになったため、その筋で愛用されるようになったのである。その中毒性と禁断症状の強さはヒロポンと双璧をなし、薬をやめるか人間を止めるかの二者択一になってしまう。大抵は廃人の方を選ばれる方が多いように思えるが、日本ではあまり普及していないようである。

LSD:元はカビの生えた麦を食べると幻覚が見えることから抽出された幻覚剤であり、幻覚の内容が精神病患者のそれに酷似しているため精神病の研究のために利用されていたが、いつのまにか研究を離れて独り歩きをしてしまった薬である。運動能力が格段に落ちてしまうことと精神に与える影響が強いため精神病のキャリアは完全に狂ってしまうと言う問題を起こしてしまう。気が大きくなる(空を飛べる)から気が小さくなる(怖くなって死にたくなる)まで幅広い症状を起こすといわれている。

結論:世の中には色々な薬があるが、中には用法を間違わなくても(用いること事態が間違い)体に良くない薬がある。大抵そのような薬は法律で規制されているが、どういう訳か現在は入手が非常に簡単になっているようである。やりたい奴は勝手にやればいいと言いたい所だが、間違いなく他人に迷惑をかけるので販売をやめて欲しいものである。

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