木曜日, 12月 15, 2005

みずほ証券にも三分の理

 バカな注文を掛けたと言うことで責任を問われている、みずほ証券(バカなのは間違いない)だが、実は今回のご発注で白日の下にある事実が浮かび上がってきた。それは東証のシステムには相変わらず設計ミスがあると言う形で発表されたキャンセルが出来ないのことではない。キャンセルが出来なかったのはバグなのであるが、株式総数よりも多くの売り出しを掛けられた部分は意図的に組み込まれていた仕様だったと言うことだ。

 それはどういうことなのだろう。空売りを効果的に掛けるためには大量の売り注文を出さなければいけないが、総数を超える数を売ることが出来なければ思うような効果を上げることが出来ない。そのため実は証券会社だけは総数を越えたありえない数量を売れるようにシステムが組み込まれていたわけだ。今回のようなご発注が発生したために、それが明らかになってしまったが今迄は、そういったことが行われていることが表に出てこないように出来ていた訳である。

結論:前から株屋なんて堅気のやる商売じゃないと思ってきたが、まさにその通りだったのである。株を売る奴なんてやっぱりロクなもんじゃないのである。それを明らかにしてくれたことに対してみずほを評価したい。

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