楽天の三木谷社長はTBSの株買占めを失敗じゃないと仰ったようである。私も同意見だ。あれは失敗ではなく、墓穴を掘っただけだ。今迄ジジイ殺しで伸してきた楽天は、実はIT時代をわかっていない前時代の遺物であったことを自ら世の中に示してしまっただけなのである。これで、楽天のセンスはライブドア以下(ライブドアは金で金を生むなら何でもやると言う企業)だと自ら宣言してしまった。テレ朝を買おうとしていた頃のソフトバンクほどの将来に対する展望も持っていないことがばれただけなのだ。
大体、ITの社長が野球の選手か暴力団員にしか見えないような髪形をしてはいけない。そこまでやるのならば、清原のように行ってしまった(ストリートのジャンキーの世界)方がいいくらいだ。ジャンルは違うが、もともとヤクザな商売(ヤクザの商売の間違いか)だった有線放送は、立派にITしている。どういうことかと言うと、コンテンツとは客集めの道具であって売り物でない(金を取るものではない)ことを知っていると言うことだ。これからは情報化時代(ネットワーク時代)なので情報で金を得ることは出来ると、世間知らず(馬鹿とも言う)は思い込んでいるため、情報が金になると思いこんでいる。しかし現実は全く逆だ。有象無象の情報は金にならないのがこれからなのだ。だからこそ、禄でもないソフトしか作れないMicrosoftは先が見えていると私は言い続けているのだ。
結論:ネットで成功した楽天は自分たちをIT企業だと勘違いしている(多くの一般人も)が、前から何度も言っているように縁日のテキ屋の親分と同じ場所貸しだ(だからヤクザ面になってしまったじゃないか)。今回の騒ぎは、そういう連中にはネットの未来は描けないと言う良い見本(勘違いしている連中には悪い見本)になったのである。株価も下がったことだし一般投資家は三木谷さんより頭が良かったようである。
木曜日, 12月 01, 2005
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