水曜日, 3月 23, 2011

改訂版「GALAXY Tab」発表

 全てにおいて見劣りするXOOMをそのまま発売する事にしたMotorolaに対し、CES 2011で発表していながら「iPad 2」の発表を受けて販売を見合わせて計画を変更すると発表していたSamsungが、仕様を変更(厚み、重み、価格を改定)した「GALAXY Tab」をCTIA 2011で仕切り直しの上で発表した。僅かとは言え、「iPad 2」よりも大きな画面なのに薄く、軽く仕上げ、価格も10.1インチは「iPad 2」に揃えてきたのは素早い対応といえるだろう(Appleの様にアルミノ削り出しではないので再設計は簡単だろうが)。
 
 OSは、Honeycombで取りあえず最新のタブレット用のAndroid。SamsungオリジナルのUX(TouchWiz UX)を搭載しているが、それが使い易いのかどうかは実機が販売されてからの検証によるだろう。

結論:米国での発売開始は6月8日とアナウンスされているが、それまでにどれだけの「iPad 2」が販売されているかが気になるところ。その上時期的に「iPhone 5」とバッティングするのがマイナス要因。タブレットとスマートフォンは土俵が違うが、マスメディアは当然「iPhone 5」の話題で持ちきりとなり余計に影が薄くなるのは間違いないだろう。

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