水曜日, 5月 09, 2007

弔問外交

 前大統領だからと甘く見たのかは知らないが、エリツィンの国葬に日本からは大使しか参列しなかった。確かに大使と言うのは現地で日本を代表する立場にある人物ではあるが他の国はエリツィンとゆかりのあるクリントンやブッシュ、メージャーなどの元や前大統領、首相を特使として参列させたのに日本の外務省は即座にそれに対応することが出来なかったのだ。エリツィンにゆかりの深い人達(橋本や小渕首相)は確かにお先にあちらに行ってしまったので、あちらでお出迎えをするから良いと言う理屈が無い訳ではないが(そんな理屈は聞いた事がないが)、こういうことに即座に対応できないような組織で外交など出来る訳が無いのである。

結論:ローマ法王の葬儀にも川口順子しか行かなかったし外務省には人付き合いは任せられない。外務官僚は極道の世界にでも入って人との付き合い方、義理の果たし方を少しは学ぶべきである。

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