木曜日, 2月 03, 2005

ねつ造するは我にあり

 世の中には良くない冗談が多くある。私の冗談はかなりブラック(シュール)なので、人のことをあれこれ言うのは気が引けるのだが悪意のあるものは黙って見過ごす訳にはいかない。

 最近の例では、何回も書いているので耳にタコかも知れないが朝日新聞 VS NHKだ。NHKがしょうもない放送局であることは今に始まったことではないが、製作費の流用事件で印象の悪くなっている時を狙って政治介入があって放送の内容が変えられたという噂のある過去の事件を持ち出して、ついでに自民党を叩く材料にしようとしたのはたちの悪過ぎる冗談だった。

 そもそも、今回問題となった番組は公共放送がやるような内容ではなかった(事実かどうかも判らないものを、事実のように扱っていた)ものだったために、上層部の政治的介入(政治家の介入ではなく社内政治の介入)によって偏向した内容を変更された訳である。恐らく、その後も同じようなことを続けていたために今回のプロデューサは干されてしまい、あんな会見をしたのが事実だろう。

 それを、吹き込んだのが同じアカ仲間の朝日の本田記者である。朝日は名実ともに左に偏った新聞であるが、その中でもくだんの記者はバリバリの左寄りだったわけである。左を利することならば、虚実取り混ぜてねつ造を行うのに慣れ切ってしまったために、どういう結果になるかを判断出来なかったのだ。

 ではどんな結果になったのだろう。拉致問題以降、購読者の減少に歯止めがかからなくなっているのを防げたのだろうか?結果は前にもまして購読者が減ってしまった。返り血と思った血は、自分が流した血だったのである。

 結論:悪い冗談は自分にハネ返ってくるので、言わないのが身のためである。

0 件のコメント: