火曜日, 2月 15, 2005

日経新聞は信頼出来るか?

 日本には経済専門の大新聞は日経しかない。昨今、朝日やNHKの化けの皮がはがれたにも関わらず、日経の記事をうのみにする輩が多すぎる。実は経済に関しては、日経新聞は相当いい加減な記事を書いている。良く言ってフライング、悪く言えば提灯、もっとうがって見ればねつ造と言えるようなとんでもない記事を書きなぐってきた。日本のバブルを煽った張本人は、日経と野村証券だと言っても過言でないだろう。本来、日本の経済のことを考えたらばバブル期に日経がしなければいけなかったことはバブルにならないように市場の熱を冷ますような記事を書くことであった。現に、あの当時"コモンセンス"や"DAYS JAPAN"ではアメリカの80年代初めと全く同じ動きをしているから不動産や株には手を出してはいけない、日経平均は1万7千円が適切だと89年に書いていた。当時株価は4万に届こうかとしていたが良識のあるメディアは、きちんと本当のことを書いていたのだ。翻って日経新聞は何をやっていたのか、多くを語る必要はないだろう。日経に出てくる経済は、財界が望む姿であって実態ではないと言うことである。

 というわけで日経の正しい読みかたは、月曜の一面に出ている記事は疑って掛かる。100ある記事のうち75位は観測記事であり、残りの24は提灯記事である。国際や政治面は信じても問題ないと言うことである。

 結論:日経は経済新聞として読んではいけない。

0 件のコメント: