金曜日, 9月 09, 2016

死亡宣告を突きつけられた日本のAndroid端末

iPhoneが国内で発売開始となった当時、ワンセグがない、おサイフがないのでこんなものは売れるわけがないと散々こき下ろされたiPhoneは日本のスマホ代表となってしまった。ガラケーでiPhoneに対抗できると考えAndroidへのシフトが遅かったこともその一因ではあるが、それ以上に足を引っ張ったのはキャリア独自のガラパゴスな仕様をAndroid上で実現しようと悪あがきをしたことと、どうでも良いハードウェアを無理やり搭載することで他社との差別化をすることを優先したことだろう。

その結果が最新版へのアップデートも不可能な製品の山。無理な仕様のために頻発する不具合。SoftBankしかiPhoneがなかった時代に行き渡った国内メーカー製のAndroidがAndroid嫌いを増やす原因となり国内の市場をiPhoneに提供することになってしまったのだから笑い話にもならない。

それでもモバイルSuicaやおサイフケータイのために他は目をつぶってAndroidスマホを使い続けているユーザーがいたのも事実。そんなところにiPhoneのSuica対応。水面下では何年も前から進んでいた話だったが遂にそのベールを脱ぐことになり、スタート時はVisaは非対応だがApple Payも同時にスタートしクレジットカード決済まで持って行かれてしまうことになってしまった。

結論:ガラパゴスiPhoneを出してくるなどと誰が予想しただろう。日本のAndroidスマホはもうおしまいである。

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