金曜日, 8月 14, 2015

現代用語のKUSO知識 〜戦争編1〜

全然更新していないのですっかり忘れ去られているだろうと思う今日この頃。もう一つのAppleがらみのブログを貼り付けているだけと文句の一つでもあろうかと。そんなわけで戦後70年の節目を迎え集団的自衛権騒ぎで右も左も盛り上がっている今だからこそ独断と偏見に満ちたKUSO知識をと考える次第なのである。戦争にはいくつものパターンが存在するが第二次世界大戦などは武器を持たせた上で追い詰めて牙を剥かせるというパターンだったと。敗戦国となってしまったので一方的にドイツや日本は悪者扱いだが当時の状況からすると国民性から世界大恐慌から真っ先に脱出した優等生のドイツや日本に対する英米を中心とする国家の仕打ちは死亡宣告に等しいものだった。さて、そんなわけで日本の関わった戦争について書いてみたい。

KUSO知識
日清戦争:清を植民地化しようと考えていた英国を中心とする連中でも広大な中国はおいそれと倒せる場所ではなかった。現に英国による二度のアヘン戦争、 フランスによる清仏戦争でも宗主国である清からベトナムなどを奪うだけで屋台骨をぐらつかせる程度に過ぎなかった。そこで目をつけたのが中国の隣国の小国でありながら植民地化がならなかった日本。おだててその気にさせれば中国を傾かせる切っ掛けになるかもと。最悪日本が負けても日本を植民地化すれば良いというソロバンを弾き、取りっぱぐれはないと踏んで日本に武器を与えたのである。結果的に日本にさえ負けた清国は欧米諸国分割統治されることに。遼東半島割譲を講和で手に入れたが三国干渉を受け返還させられる。その後ロシアが租借。
日露戦争:三国干渉から遼東半島をロシアに奪われた日本とロシアの伸長を止めたい英国の思惑が一致し日英同盟が結ばれる。シベリア鉄道の延伸を止めて満州の鉄道網の権利を手中に収めたいハリマンとアメリカ。朝鮮半島へのロシアの進出を止めたい日本の利害の一致がロシアとの戦争へと進む。金は出すけど地は流さないで済む極東の地。日清戦争勝利でいい気になっている日本を焚き付けることに成功。ユダヤ人の駐留地として権益を手放していればその後の戦争でコテンパンにやられることはなかったのである。
第一次世界大戦:ドイツ、オーストリア・ハンガリー帝国を中心とする中央同盟国とイギリス、フランス、ロシアを中心とする連合国の戦争だが一番重要な点は、大戦中にロシア帝国(ロシア革命)、大戦終了時にドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、しばらくしてオスマン帝国と王政を引いていた国が消えて無くなったことである。そして大英帝国も疲弊した。第一次世界大戦は国際金融資本と帝国の戦いだったのだ。

結論:まだ続く。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも楽しみにしてます!
ロシアに勝ったなんて言ってるのは、日本人くらいなもんですよね!