火曜日, 8月 25, 2015

実装できないものは

最近は素晴らしいアイデア(皮肉だ)で企画される製品が増えてきている。クラウドファンディングが当たり前になったためPVと小洒落たWebだけでハードウェアを作ったことのない人でも夢のような(本当に夢にすぎない)製品を作るための資金を集めることができるのだからなんと良い時代になったのだろう。企画した人たちは資金が集められればどんなことでも可能なのではないかと思っているからどう考えても無理筋の製品でもファンディングにかけてしまう。結果的にどんどんいつまでたっても実行されない案件が増え、さすがに目が肥えてきたのか(何度も騙された?)ファンディングが失敗するものが増えてきた。

結論:大メーカーも半透明のスマホ(どう考えても処理系はディスプレイ台の中にある)など実装不可能なコンセプトモデルを平気で発表したりするのでスタートアップばかりを批判できないが、はっきりしているのは実装できないものは作れないという事実。技術も部品も存在しないものは作れないのだ。

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