火曜日, 5月 20, 2014

ウェアラブルはどこに向かうのか

Googleが開発者向けに発売していたGoogle Glassのプロトタイプを一般向けに販売するなど盛り上がっているのかそれとも頭打ちになってしまったのかが気になる昨今だが、メガネ型も「雰囲気メガネ」だけではなく「J!NS MEME」が発表されるなどHDM型ではないものが相次いで発表され独自のアプローチが始まった日本。マッチョな世界では影の薄く見える日本のメガネ型ウェアラブルが台風の目になるよう頑張らねば。

センサーによるセンシングは単純なライフログ型からより医療に近づいたアプローチになるのだろうが、今のところそれを真剣に出してくるのはAppleになるのではないだろうか。日本以上にその辺りの厳しいアメリカでAppleはFDAとの事前交渉に入っているとの噂も出始めているのでiOS 8で載ってくるとされるHealthbookとの連携をとれる標準APIが出てくるとセンサータイプは一気にそちらの方向に進むだろう。そのための最初のキーデバイスはiWatchになるのだろうがSamsungが出したようなあんな変な方向に行く事は金輪際ないだろう。そして、Beatsの買収の噂。単純にヘッドフォンが欲しい訳はないので頭に付けないとセンシング不可能なものをトレース出来るデバイスに仕上げるつもりなのだろう。

さて、そんな中で今後ポシャってしまいそうなデバイスは単純な活動量を計測する部類に入るもの。実際、nikeがFuelをやめるのではないかと噂されているようにあの辺りはもうお仕舞になるし、カメラの付いた時計型などは芽が出る前に立ち枯れになってしまうだろう。

Appleさん以外の色々なところからお話を頂いている「雰囲気メガネ」がどう進んでいくかはまだ内緒だが、iOS以外のOSに関してもBtoBの形であれば…

個人的な意見ですがRingのようなモーション系のウェアラブルは花咲く事なく消えていくのでは、凄く操作が大変なんです。


結論:今の技術では時計型、メガネ型でスマートフォンなしで全ての機能を補えるものは存在しない。であれば最初からウェアラブルであるものがスマートフォンと連携する形を取るのが正しいアプローチだと考えている。Google Glassは両眼全視野で情報を提示出来る形にならなければ実用にはならない。中途半端なデバイスは大人のオモチャ以上にはなれないのである。

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