土曜日, 8月 13, 2011

Androidがダメな理由

Androidが嫌いな理由を少し前に書かせてもらったが、今回は好き嫌いではなく何処がダメなのかを書いてみたい。

ユーザインターフェイスが直感的でない:オタクな人はカスタマイズが出来るから問題ないと言うかもしれないが、カスタマイズしなければ使えないインターフェースを載せている段階でコンシューマ用デバイスとしてアウト。いつ迄経っても目的の設定が中々見つからないなどあってはならない。【四文字熟語】五里霧中

操作に一貫性がない:ハードウェアボタンで出来る事がアプリやシステムツールによっててんでバラバラ。典型的なのがバックボタンで、ある時はアプリの中で戻り、ある時は一つ前に使っていたアプリが起動、そしてまたある時はホーム場面に戻る。アプリ毎にどう言う動作になるかなど何処の誰が覚えると言うのだろう。【四文字熟語】支離滅裂

余計なハードウェアが足を引っ張っている:OSに違いがないから(変にいじっているので同じとは到底思えないが)余計なハードウェア(本当にどうでも良いハードだと思う)で違いを出そうと考えるのは分からないでもないが、結果的に足を引っ張る原因になっているのだから始末の負えない。挙句の果てにはスマートフォンなのにOSのアップデートさえままならないのでは話にならない。【四文字熟語】自業自得

メーカー独自のアプリが酷い:元々のAndroidアプリが酷いならまだしも、それ以下の自社製アプリを載せる理由をメーカーに聞いてみたい。どうせiPhoneのミュージックアプリには勝てっこないと思うなら最初から載せなきゃ良いのにと思うような酷いアプリを載せるSAMSUNG。カスタマイズが自由に出来るのが売りのはずなのにAndroid Playerを入れる事も出来ないのか?【四文字熟語】自縄自爆(縛?)

デフォルトのアプリが酷い:上とは逆なのだが、サードパーティを儲けさせるためなのかは知らないがデフォルトのアプリはサンプルアプリ程度の出来の悪さ。iPhoneやWindows Phoneならデフォルト・アプリだけで十分実用になるが、Androidに関してはそんな事はないと言えるだろう(だから、メーカーは独自のアプリを標準にしてるのだが、SAMSUNGのようにGoogle以下の場合もある)。【四文字熟語】反面教師

メディアを管理するアプリがダメ:iTunesのようにメディアを一元管理するデスクトップ・アプリがない。スマートフォンは別に音楽やムービーを堪能する為のデバイスではない(そう勘違いさせたのはiPhoneがそうだったからに過ぎない)が、その機能を持たせるのであれば、当然誰もが安心して使えるツールは必要だ。【四文字熟語】自己管理

セキュリティが甘過ぎる:Androidは未だにエンタープライズレベルのセキュリティがない。Androidの2.3まではProxyさえデフォルトでは設定出来ない(私が不勉強で出来ないと思っているだけか?)。データの暗号化もiOSのようにデフォルトではないので甚だ頼りない。経営陣はITには疎いのでスマートフォンと一括りに捉えてAndroidとiOSは同じだと勘違いするのは仕方が無いが、情報システムの人間が同じレベルでAndroidを社内に導入などと言い出しかねないから困ったものだ。【四文字熟語】自存自衛

結論:Android 4.0が出た時には解決される問題も含まれるかもしれないが、現状のAndroidは手放しで評価出来るような代物ではない。大嫌いなWindows Phone も7の時にはボロクソに罵ったが、7.5になって確実に進化を遂げた。Androidは一番肝心なユーザビリティを蔑ろにしているからいつ迄経っても評価出来ないのだ。

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