木曜日, 5月 19, 2005

E3とゲーム機

 E3で、Microsoft、SONY、任天堂3社の次世代ゲーム機が相次いで発表された。MicrosoftとSONYは似たようなコンセプトであるためか、お互いを意識してチクチクとやり合っているようだが任天堂はゲーム機の王道を歩もうとしているかのようだ。Revolutionの凄いところはファミコンから連綿と築き上げたゲームの資産を全て取り込もうと言うことだろう。私自身はこの判断は正しいと思う。3社の中で一番問題なのはコストを無視したような取り組み方をしているSONYだろう。PSXの失敗から何も学んでいない。BDを使えば面白いゲームが出来ると考えているのならば明らかに的外れであるし、BDをデファクトにするための手段と考えているのならばゲームファンをバカにした振る舞いである。

 MicrosoftにしろSONYにしろゲームオタク用のマシーンとしての完成度はかなり高いが、それは一般のゲームファンを取り込む方法としては間違っている。ゲームしかしないで生きているようなバカを相手にしたマシーンは世の中では受け入れられないのである。商業的にどうなるかは結果が出るまで予測が付かないが、個人的な意見として言わせてもらえばゲームとはスペック比べではないということだ。

 そこが解っているのは任天堂だけだろう。Xbox360には、Final Fantasyが行くらしいが映画のFFがそうであったように自己満足なゲームになってしまうのではないだろうか。そんなものは、やりたくないのである。

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