月曜日, 10月 17, 2016

専守防衛

集団的自衛権を認めたら再び戦争を仕掛けると言い張るお花畑の人たちもさすがに全くの防衛手段なしは理解されないだろうと考えているのか専守防衛は認めるようになった。しかし、専守防衛などと言う絵空事は圧倒的な武力を擁する米軍の核の傘の下に安住しているだけでよかった時代の話。北朝鮮が長距離弾道ミサイルや核弾頭を持つに至った現在。事前にミサイル基地を叩く能力を持たなければどれだけの犠牲が出るかを考えたら専守防衛などと言う絵空事を言っている場合ではないのである。

専守防衛が成り立つ前提条件は攻めてこられないだけの防衛力を保持することである。そして大戦後の日本は国内に米軍基地を保持することでそれを成り立たせてきた。いくら練度が世界有数と言われる自衛隊でも全てを領海内で迎撃することは不可能。日本に対する侵略は国内に多くの基地を保持する米軍に対する攻撃と同一の行為だからこそ誰も日本に牙を剝く事がなかったのだ。日本が今までのように米軍なしで専守防衛を貫くとしたら国内に展開されている米軍に近い人と物の軍事力が必要となる。そんなことは一朝一夕では土台無理な話なのだが、お花畑住人たちは徴兵制の復活すると騒ぎ立てる。

世界的には志願兵に当たる自衛隊員は戦闘のプロ集団。ズブの素人を兵士に育て上げる費用と期間を考えたら海外から傭兵を連れてくる方がコストパフォーマンスに優れていると言う現実を直視してほしい。よりコストを掛けずに済む方法は決して発射することのない核ミサイルといつでも目的の軍事施設を叩ける対地ミサイルを保持することだろう。

結論:専守防衛は領海内での戦闘。要は本土決戦。アメリカが第一次、二次の対戦で繁栄できたのは国土が戦場にならなかったからである。

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