火曜日, 2月 23, 2016

iPhone 5cの失敗から学んだApple

他社の製品であれば間違いなくヒットしたうちに入るのだろうけど他のiPhoneの売り上げと比較したら全くパッとしなかったiPhone 5c。一番の過ちはiPhone 5sと同時発表だったので筐体とTouch IDだけで価格に大きな差をつけることが不可能だったのでメインのCPUを型落ちのA6としてしまったこと。さらに価格差が大きければまだ売れたはずなのにわずか100ドルの差だったため5sのお得感を増すだけの製品になってしまったのだから爆発的に売れることなどなかったのである。

そんなAppleが3/15に発表、18日に発売開始とされるiPhone 5seはリリースから半年のiPhone 6s/6s Plusと同じA9を搭載と噂されている。サイズは小さいモノを待っている人にジャストな4インチ。今回はTouch IDもNFCも搭載のためApple PayにもApple Watchにも対応となる。ストレージはもしかしたら128Gを用意しない可能性もないわけではないがローエンドのiPhoneという位置付けではなくコンパクトサイズとするのであればストレージを抑えたiPhone 6の上位に置くことも不可能ではないだろう。

噂では価格は500ドル以下となっているが、iPhone 6sより100ドル安いだけでも十分魅力のある製品になってくる。こればかりは蓋を開けてみなければ分からないが十分に売れる製品になるはずである。

結論:iPhone 6sと同時に発売開始をしていればiPhone 5cの二の舞になっていたが、未だに1/3がiPhone 5s以前を使っていて小さい端末へのニーズがある中でのiPhone 5seの発売開始。AppleはiPhone 5cの戦略ミスから多くを学んだようである。

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