土曜日, 2月 20, 2016

陰りの見えたApple

いくらもらって記事を書いているのだろうと言いたくなる位にAppleやiPhoneも落日だとPV稼ぎでAppleをDisる見出しは相変わらず多い。確かに実数で2015年Q4(Appleでは2016年Q1だがw)は、2014年Q4の7,500万台から400万台も少ない7,100万台という結果になったようだ。利益の部分を意図的に外しているので一般の人はさぞかし利益も少なくなったのだろうと勘違いするだろうがiPhone以外も含めたAppleの四半期売上、利益とも過去最高を記録。片やSamsungはギリギリ赤字にならずに済んだような喜べない状況に。

あんな高いもの売れるわけがないと言われたApple Watchも直近の四半期に510万台売れたとのこと(Appleの公式発表ではない)。リストバンド型のウエアラブルの2/3以上はApple Watch。売上や利益で考えれば他のデバイスと同じようにAppleが独占状態と言えるだろう。

元々、Appleは時代遅れのシェア至上主義などsteveがAppleに復帰した時から存在しない。それを求めた経営者がAppleを倒産寸前に追い込んだことを古くからのユーザーはよく知っている。同じような部品を集めて同じOSで動くものを作っているメーカーはシェアを取る以外に利益を出す方法がないのだろうが、それで儲けを独り占めするのはOSの提供者なのはPCの時に懲りているはずなのに。

結論:数の成長はいずれは頭打ちになる(ならないと思っている人はネズミ講でもやってみたらどうだろう)が、頭数が増えなくても利益はいくらでも増やすことは可能だ。シェア市場主義の人から見たらそろそろ成長のピーク。陰りの見えたAppleなのである。そして、Disらないとページビューを稼げない記者の人たちはとっくの昔に陰っているのだ。

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