月曜日, 4月 30, 2012
日本でAndroidケータイが売れている理由
日本でもAndroidの方がiPhoneよりも売れているとマスコミは騒ぐが、アメリカでAndroidが売れているのとは違う事情があることには一切触れようとしない。大した機能のないアメリカのヒューチャーフォンからスマホに乗り換えるのは当然の話だったかもしれないが、曲がりなりにも今のスマホで出来ることの多くが実現されていたガラケー(私には日本のAndroidケータイはガラケーのサービスを取り込もうとしているだけに見える)がAndroidに置き換えられなければいけなかった理由はAppleと同じ土俵に上がらなければバカにされると被害妄想に襲われたからに過ぎない。Androidを出していながら、やっているサービスの多くはガラケー用に用意されていたキャリア独自のものを取り込む作業なのだから、iPhone以外の多くのユーザーはAndroidを求めて機種変を行っているわけではない。
結論:日本でAndroidケータイが売れているのは、国内メーカーが代わりになるガラケーを作らなくなったからである。
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2 件のコメント:
収入の柱になる商品のOSという心臓部をGoogleが趣味で作ってタダで配ってるのを採用する時点で、私は企業の姿勢を疑わざるを得ないです。
これが共同開発やお金を出してライセンス契約を結んでいるなら別ですが、「趣味でやってるんだから嫌なら使ってもらわなくても結構」と言わんばかりにコロコロアップデートされては完成度の高い商品なんて作れないでしょう。
Googleよりも採用した企業側に問題があると思います。その点ではとっとと撤退したPanasonicは先見の目があったと思います。
コメントを頂きありがとうございます。
まさに、おっしゃられる通りです。自分たちで責任を持ってOSを作る気持ちが端からないのならスマホなど作るべきではありません。放って置けばいつかはGoogleが良いOSに仕上げるだろう位に考えていたのでは、そんないい加減な世界だとは知らずに手にしたユーザがバカを見るだけです。
本来は、第三者であるべきマスメディアも提灯記事ばかりで何の役目も果たしていません。最終ユーザへの責任を持つのはメーカーの役目なのですから「Googleが勝手ばかりして済みませんね」と取れるような当事者意識の欠けた空気を醸し出しているのは許しがたいですね。
揚げ句の果てにはSamsungばかり依怙贔屓しやがって(売ってる数がケタ違いです)と思っているに違いありません。
日本のメーカーは本当に物づくりの心を失ってしまいましたね。
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