金曜日, 3月 25, 2016

iPad Pro 9.7を買ってはいけない10の理由

誰もの予想通りついに発表されたiPad Pro 9.7インチ。iPad Air3はいつになったら発売されるのだと心待ちにしていた諸兄にとって今回の仕打ちはまさに処刑宣告に違いないだろう。そんなわけでiPhone SE同様に買ってはいけない理由をダラダラと並べたいのである。

買ってはいけない理由
その1:iPad Proの発表で煮え湯を飲まされた人たちが期待していたのは当初噂になっていたiPad Air3。これでA9Xを搭載したiPad Airが手に入ると思っていたのに発表されたのはiPad Proの9.7インチモデル。サイズが一緒なら良いじゃないかという言い訳に耳を傾けるほど心は広くないのである。
その2:半年遅 れだからなのか、それとも取り回しの効く大きさだからなのかは知らないが、あの高価なiPad Proでさえ800万画素のカメラだというのにiPhone 5sと同じ1,200万画素カメラとは如何様なのである。タブレットで4Kビデオを撮るやつなんて世の中にいないぞ。その上画素数だけで騙そうという手合 いさえいるかもしれないというのにFocus Pixelsのオートフォーカス。ふざけるなと言いたい。
その3:バックカメラはそれでも良いかもしれないが今回はフロントカメラも一気に500万画素にアップ。そんなアップに耐えれれない人だって世の中にはたくさんいることをAppleの人間は知らないのだろうか。
その4:iPad Airで使えたらどんなに嬉しいかと羨望の的だったApple Pencilが使える。
その5:iPad Pro 9.7にも専用のSmart Connectが用意されカバーとしても利用可能なSmart Keyboardも用意。Xcodeを使ってアプリを開発したりしないのであればMacなど買うなというばかりの横暴な商品構成。全てを揃えたらMacが 買えそうな金額なんだぞ。
その6:ディプレイサイズはiPad Airと同じなのに周りの光に応じて色や明るさを自動調整するTrue Toneディスプレーを搭載。iPad Airよりもより鮮やかに彩度の高い映像を表示するなどあるまじき行為なのだ。
その7:iPad Proで搭載されそれがどうしたと文句をつけても良いと思っていた4つのスピーカーをいけシャーシャーと搭載。縦位置、横位置関係なく自動で左右の音を振り分けるなど細かい使い勝手を考える時間を惜しんで一円でも安くしたらどうなんだ。
その8:これだけのものを詰め込んでいながらサイズはiPad Air2と変わらず重量も同じ。初代のiPad Airよりも軽くなっているなど反則である。
その9:今回の発表に合わせてiPad Pro 12.9インチにもストレージ容量256Gが用意されたが、いくらメモリが安くなったとはいえMacBookでさえ256Gは高嶺の花。タブレットごときに載せてはいけないのだ。
その10:サイズが全く同じなので今までiPad Air2を使っていた人は今までのお気に入りのケースをそのまま使うことができる。これではケースメーカーは上がったりなのだ。

結論:こ れだけ書いてもiPad Pro 9,7を買ってしまう物分りの悪い人は世の中に多い。メールの確認くらいにしか活用法が見つからない法人ユーザーは黙って価格の安くなったiPad Air2を導入となるのだろうが、高性能なiPad Airの登場を待っていた人にとってiPad Pro 9.7は悪魔のささやき。Apple PencilやSmart Keyboardは必須ではないのに買ってしまう人も多いのだろうな。

0 件のコメント: