木曜日, 2月 06, 2014

SONYがVAIOを売却

遂に来る時が来たと言う感じのSONYのVAIOブランドの売却。正直、何のためのVAIOなのかと言うビジョンを持ってSONYがVAIOを育ててきたのかは最初から疑問だった。本当にSONYでしか出来ない何かがあったのかと問われれば無かっただろうなと私なら答えるだろう。つい最近もWindows 8のVAIO(ディスプレイが可動式でタブレットとノートになる)を他の部署で購入したが、わずか二週間でメーカー送り。どんなしつらえなのかとディスプレイと本体の接続を見た瞬間にこんなものを売るようなメーカーはもう終わりだと…

SONYがVAIOを出した当時、JobsがOSXがこの中で動けばと思わせるような魅力的なデザインだったのは間違いなかったが、その後VAIOはジョニー・アイブのデザインするMacと比べてドンドンつまらないものになっていった。それは、結局ソフトウェアを分かっている人がSONYには多くなかった証拠だ。天下のSONYでさえデザインをハードウェアだけで捉えていたのだ。そんな状態でもSONYのVAIOが売れていたのはたとえSONYタイマーが仕掛けられた上に他よりも高くてもSONYという看板があったからなのだが、SONYよりも大きなブランド力を持つAppleが同等以上の処理能力を持つMacをSONYよりも安く売るようになってきたのだから…それ以上に大きかったのはWindows 8じゃ商売にならないことがはっきりしたからなのだ。

結論:何年も前から赤字事業だったのだから売却は正しい判断なのである。でも、スマホは良いにしてもタブレットに注力するっていうのはやめとくのが正解。いつやめるか分からないような商品を誰も買わないのだ。

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