レコチョクのレコチョクBest、SONYのMusic Unlimited、KDDIのLISMO
unlimitedとサブスクリプションタイプの音楽聴き放題サービスが花盛りだが、これで音楽業界が潤う事が無いのは間違いない。その中で1,700万
曲の曲数を誇るのがSONYだが(他も2,000万曲を目指すようだ)、問題は聴き放題はサービスを解約してしまえば元の木阿弥な事。着メロのように新曲
を消費する目的で乗っかるサービスは、音楽好きには不要。人が何を聴いているかなんてどうでも良い話で自分の好きなアーティストの手に入らない曲が手に入
るのでなければ曲数が何億になろうが無用の長物に過ぎない。音楽にお金を落としてくれるユーザに魅力のないサービスなのだから、そんなもので落ち込むしか
ない音楽業界の裾野など広がる余地はどこにもないのだ。
キャリア主導のサービスだと、割引やキャッシュバックを餌に強制的に加入を促した
会員で水増しされた会員数をベースに成功しているように粉飾が可能だが、更新時にそのまま継続するとは到底思えないので直ぐに頭打ちになるだろう。アナロ
グレコードを後生大事に買い集めた世代がどういう気持ちで、アルバムを買い続けたのか。その辺りを理解した上で考え抜かれたサービスでなければサブスクリ
プションは全く駄目なサービスなのである。勿論、音楽好きが皆私と同じ気持ちだとは言わないが、摺りきれるまで聴くのでお気に入りは何枚も購入した世代か
らしたら大好きな曲を人質に取られてお金を要求されるのを良しとするとは思えないのだ。
結論:音楽に限らずサブスクリプションを喜ぶユーザはその作品に思い入れを持っていない人なので直ぐに他のものに興味が移ってしまう事をまず考えたらどうなのだろう。
水曜日, 3月 06, 2013
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2 件のコメント:
おっしゃる通りだと思います。
サブスクリプションは音楽を自分の所有物に出来ないのもいやですが、それよりも自分の好きな歌も嫌いな歌も一山いくらで一緒くたに扱われるのがどうにも我慢なりません。
自分の考えが古いのか、自分の所有物に出来ないのであればYouTubeで十分なのにサブリスクリプションが他国で流行っている理由がよくわかりません。
個人的には同じお金を払うなら、興味の無い1000万曲のレンタルより大好きな曲1曲の購入に払いたいです。
コメントを頂きありがとうございます。
音楽好きのためのサブスクリプションでなければ業界を育てる事にはならないと気付いて欲しいですね。
業界を愛する方々も忸怩たる思いをしているだろうと思います。聴いた事もない曲に出会う楽しみは必要ですが、それは無料の視聴で事足ります。消費と所有は全く違う行為だと分かっていればサブスクリプションなどと言う馬鹿げたサービスは行わないでしょうね。
本当に残念な話です。
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