月曜日, 5月 28, 2012

天罰が下るか?

新日鉄の「方向性電磁鋼板」の技術を不正に手に入れていた韓国のポスコが、中国の鉄鋼会社に技術を売り渡した元社員を提訴したところ「渡したのは新日鉄の技術」と証言したために調査をした結果、事実だった事が判明した。こっそり盗んだものを勝手に売りやがってと言う事だったのだろうが墓穴を掘る結果になったのだ。それにしてもSamsungと言い、日本の技術者(エンジニア)の引き抜きは大きな問題。どれ位の金を積んだかは分らないが日本のメーカーがエンジニアを大事にしなくなったのも原因の一つなのは間違いない。

大企業病は、事務職が権限を強め官僚型の組織になるとどこでも発生するものだが、失われた20年の間に日本でも顕著になって来た。その結果が今回のような情報流出を生み出したのだが、赤字を垂れ流している日本のメーカーでは更に多くの流出を生み出す事だろう。

結論:自分の利益だけを考えていたために自分たちが盗人である事を白日の下に曝す結果になった。裁判の行方がどうなるかは分らないがお天道さまは見ているのだ。

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