地震や津波が発生して通常の電源が消失した場合に冷却装置を間違いなく稼働出来る非常電源はどうなっているのか、最悪の事態になった時に被害がどの程度で収まるのかを示さず暫定的な措置として再開される事になりそうな大飯原発。福島第1の4号機さえどうにも出来ていないのに、福島第2も再開する手筈を整えているようだ。
確かに福島第1を見れば分るように原発は稼働中だけが安全なわけではない。そんな状態になってはいないのに冷温停止状態と言い張っている4号機の使用済み核燃料は未だに毎日10トン以上の注水を続けないと燃え出してしまうありさま。現在停止中の原発だって本当に冷温停止になっていなければ冷却装置の停止で核暴走はいとも容易く起こるのだ。だから、外部の電気を喰うだけの停止状態にあるよりは再稼働した方が合理的だと宣う奴までいる。
ブラックアウトを人質に再稼働を迫る電力会社とそんな事になったら日本経済は終わってしまうと脅しを掛ける大企業。電気料金値上げを宣言していながら実質破綻状態なのに社員の給与アップを値上げに折り込んでいる東京電力。
結論:もうこんな国は無くなってしまった方が良いかも知れないが、それが原発絡みであった場合にはどこの国からも支援は得られないのだ。
金曜日, 6月 01, 2012
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