日曜日, 6月 10, 2012

中国四千年の歴史

皇紀なんて持ち出すこともない位に長い間日本の頂点に皇室を頂く日本。武家が行政を司っていた時代が長く続いていようが、祭祀を司る天皇はキリスト教の法王の様に将軍の任命権を持っていた。直系が絶えようが革命などにより血が絶えることなく続いてきた日本はあえて何千年の歴史があるなどとは言ったりしない(そんなことを言っていた時代もあったがそれが誤りだったのは敗戦で証明された)。そんな中にあって東アジアには、殊更歴史の長さを引き合いに出して自己の歴史の正統性を証明をしようという国がある。 どちらも世界での評判は芳しくないのにどういう訳か日本は戦時中の自虐からか、両者の顔色ばかりを伺い挙げ句の果てにはGDPで負けたとか、日本と違いグローバルに通用する企業があって元気が良いなどと持ち上げる始末である。そんな二つお国に共通しているのは常に誰かに支配されていたという歴史の事実。中国四千年の歴史の殆どは彼らからすれば夷狄と呼ばれた周辺民族に支配されていたのは事実である。 同様に韓国も日韓併合前に日清戦争の清の敗戦で独立を勝ち取る迄は中国の冊封下に置かれていたのは事実。独立後も国内が一つになれずロシアや中国の庇護を受けようと内部分裂を続けていたため、このままでは元の木阿弥と日本が併呑したのは事実である。 易姓革命という便利な理屈を持ち出し、周辺民族に支配されている被支配者に過ぎないのに常に正当な王朝があったと…これは、韓国も同じで戦後に日本から独立する迄はどうでも良かった李朝を愛していたような事を宣うし、挙句は中国のルーツは朝鮮族が作ったと神話を持ち出す始末。 結論:何かと言うと中国や韓国が歴史を持ち出すのは、連綿とした民族の歴史がないからなのである。

0 件のコメント: