金曜日, 7月 15, 2016

舛添問題の本質

人品が卑しいのは端から分かっていたので都知事選で投票もしなかったカス添え。それにしても二代も立て続けで途中で辞任とは。その上脳転移をすでに起こしているのではないかと疑われる人物を野党は担ぎ上げ、自民は周りの言うなりに何でもやってくれる木偶の坊、言わなきゃ良いのに就任したら都議会を解散などと言ってしまう口の軽いババアが孤軍奮闘。

そもそもの始まりは知事を4期務め老害との話が出てきそうだった石原が考えていたのは自民党が野党時代だった時に幹事長だった伸晃が自民が政権を取った途端に幹事長座を追われ将来も首相の目はないと判断。自分の引退と引き換えに伸晃への知事の椅子の禅定というシナリオが幹事長時代にそれまで以上に嫌われ者になり自民の公認さえもらえないと分かってしまったこと。さすがにそんな裏事情があったので猪瀬直樹に公認を出すことは憚られ支援という形になった。

都政の改革路線を進めていた猪瀬直樹は政治家ではない自分に都知事の話が回ってくるなどとは夢にも思っていなかっただろうが、自分の息子への禅定が失敗したなどとは口が裂けても言えない石原は自分の後は副知事として実績を上げた猪瀬直樹に譲るというしかなかった。そういった形で知事となった猪瀬直樹は東京オリンピックの招致に成功し伏魔殿である都庁とオリンピック利権にメスを入れようとしたために金銭スキャンダルを仕組まれて辞任に追い込まれた。もう少し長く続いていたらその次の都知事選には伸晃をと考えていた石原新太郎の目論見は崩れ都知事の椅子は舛添へと流れていった。

猪瀬がどのようなことで辞任に追い込まれたかを招致している舛添は同じ轍を踏まないように気を付けていたが、そこで沸き起こったのがメインスタジアムの建設費問題。当初の建設費を大幅に超える見積もりに対し、主管を外された都が費用を上積みされるのはおかしいと反発。都議連とは話が付いていたのでまさか歯向かわれるとは思っていなかった電通を主体とする利権集団は時間稼ぎに批判の矛先をかわすために博報堂仕切りのエンブレム問題を持ってきたが実際に動く金額の桁が違いすぎ、他に火をつける必要があったのだ。

そこにうってつけの舛添の存在。元々金に卑しいことは皆が知っていたので切り札として切ってきた。それが舛添辞任の理由だったのである・

結論:とんでもない茶番劇だが、今回の一連の騒動のシナリオを書くとすればこういう話にしかならないのではという私の妄想。本当にそうかを知るには内田茂にでもならないとわからないのだ。

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