金曜日, 1月 17, 2014

泰然自虐


Samsung+Intel+ドコモなので第三のOSの本命みたいにメディアで持ち上げられていたTizenが風前の灯に。一年前のblogで絶対に瓦解すると予想した通りの展開になって喜んでいる今日この頃(別にうれしくはない。当然の成り行き)。

当時はまだ関西に飛ばされたAndroid命の人がいたせいかは知らないが、Tizenを持ち出したのは別にiPhoneを有利に手に入れようなどと言うのではなく、MNPで逃げ出すユーザを繋ぎとめる(同時にメーカーを囲い込む)一手段としてHTML5に乗るのが手っ取り早いと考えたのは間違いないだろう。

国内メーカーが元気がない中、積極的にアプローチしてきたSamsungと組むという選択枝の中で生まれたシナリオだったのだろうが、Androidのツートップに据えた結果からSamsungが期待はずれだったことも今回の見合わせの大きな要因になったはずである。

国内市場はiPhoneばかりで新たなガラパゴス化などと書いているところもあるが、AndroidをOSに据えていながら余計なハードウェアを載せることばかりに走ってガラパゴス・スマホを作り続けた国内メーカーがガラパゴスだっただけでAppleが原因でガラパゴスになったわけではないのだ。

結論:ドコモはTizenを持ち出したことで自虐ギャグを飛ばしたのである。

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