土曜日, 9月 10, 2011

現代用語のKUSO知識 〜官僚編〜

 出張に出掛けたりですっかり更新が止まってしまっていた。今回は、官僚の間で使われている隠語などを解説してみようかと。

感電した:経産省の役人の中で電力会社の接待ですっかり籠絡されてしまった人のこと。原子力だろうが太陽光だろうが電力会社に金を回すために働いているのが感電している人達である。
ガス中毒になった:経産省の役人の中でガス会社の接待ですっかり籠絡されてしまった人のこと。電力会社の次に大きな発電能力を持っているのがガス業界。送電と発電を分離しようと声をあげている主体はガス中毒の方々である。
御用学者:自分をスポンサードしてくれている省庁や大企業のためなら良心をかなぐり捨てる事を厭わない非研究者の総称。御用を外されると掌を返される恐れがあるので、一生面倒を見なくてはいけない。
スタンドプレー:官僚が時間を掛けてお膳立てしたものを横取りした上に自分の手柄にしてしまう事。厚生相時代に前厚生大臣の命令で探していたエイズ資料が発見されると、自分が指示したらすぐに出て来たとカイワレを食いながら横取りしたバカがいた。首相になったのに官僚が全く言う事を聞かなかったのは当然の成行きである。恐らく一番官僚に嫌われている政治家だ。
ドボン:財務官僚が大手銀行の大物を接待する事。MOF担の逆も存在していたのだ。
風を吹かす:無理筋を事件に仕立て上げるために検察が不確かな情報をカスゴミにリークし世論を事前に誘導して自分達に都合の良い筋書きにした上で起訴する事。
ざぶとん:官僚の天下り先と人件費を用意する事。世のため人の為になってもざぶとんにならない仕事は役人に潰される。
政治主導:本来は政治家が官僚を使いこなして仕事をさせる事。その名人だったのが田中角栄。民主党の政治主導は官僚を敵に回す事らしく政治家側に全く知識がないので、官僚に好きなようにされる結果に。
鉛筆を舐める:予算獲得の為に好い加減な数字を作ること。
黒光りする:世間でどんなに批判されようが所属省庁の既得権益を守るために戦った役人は表向きには干されたように見えても隠然たる力をそれまで以上に持つ事になる事。カスゴミもそれを知っているので懲戒処分された事は報じるが、その後に以前よりも良いポジションに返り咲いたとしても一切報道しない。

結論:官僚はどう言う生き物かを理解した上で上手く使いこなすのが政治家の役目。カスゴミが世襲議員を批判したのは、素人ばかりになればそれだけやりたい放題が出来るようになる官僚の差し金だったのかもしれない。

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