表題の切っ掛けとなった元記事でもAppleがSONYを買収するメリットはないと書かれているが、SONYの先行きはそう悲観していないそうだ。改善、あるいは改革すべき点があるのは事実だそうだが、世界有数のAV機器メーカーとして生き残る余地は十分にあるのだとか。その上、損保などの金融部門を売却し（唯一売れそうなのは間違いないが、売却したら儲け口が）、その資金で新製品の開発に回す…
残念ながら現状のSONYでは、私は悲観してしまう。PS4を暫く出さないという判断は評価出来るが、相変わらず縦割りで行っている製品開発は如何ともし難い。その上、途中で投げ出さざるを得ないような開発が多すぎる。一番最初に有機ELのディスプレイを出しておきながら大型化出来ず仕舞い（製造技術がなさ過ぎる）というのも笑わせる話だが、自社だけの開発では開発コストをペイ出来ないと始めたSamsungとの合弁も失敗に終り、結局Samsungからディスプレイを提供される羽目に陥ったのは戦略ミスも甚だしいと言えるだろう。1年3ヶ月前に当blogで買収話に触れた時はイヤフォン以外に欲しいモノなどないと書いたが今でもその考えに変わりはないのである（当時と比べてSONYは全然良くなっていない）。
結論：こんなボロ会社をAppleが買うわけはないのだ。
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2 件のコメント:
私はソニーが大好きでテレビやブルーレイはもちろん、有機ELのXELー1まで持っているくらいです。
それだけに最近の体たらくには可愛さ余って憎さ百倍と言ったところです。
vitaと買ったらフリーズ。あんなでかいウォークマンをどうしろと？自慢のインターネットテレビで映画をレンタルしようとしたら1本６００円だそうで。
vitaのハードとしての堅牢性や持ちやすさ。ブラビアの画質などハードウエアに関しては十分満足しているのですが、とにかくサービスなども含めた広い意味でのソフト側が悪すぎると思います。
他にも色々言いたい事はありますが、とにかくAppleが買いたがるような企業に復活を期待したいです。
コメントを頂き有難うございます。
私も単純にSONY嫌いと勘違いされそうですが、元々はSONY製品が好きな人間でした。Apple純正のディスプレイを買っていたのだってトリニトロンだったから。ワークステーションのNEWSだって好きでした（個人が使うものではないですが）。
昔のSONYは良い意味でオリジナリティのある製品を作っていましたが、いつしか自己保身が大事な普通の会社になってしまいました。
結果的に顧客の望み以前に自分達の都合が優先されるようになってしまったと思います。デジタル時代はソフトウェアの方が重要なのにそれがおざなりにされた事が一番の問題点ですね。
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