政府案として消費税増税をどうしても通したい財務省のパペット人形(ドジョウキャラらしいがドジョウほど可愛くない)。法案が通らないなら解散総選挙だと脅かしているようだが、そうなったら手の平を返したように民主党から出て行く方々が増えるだけのような気がする。法人税は減税して消費税を上げるなど狂気の沙汰なのだが、消費税増税でガタガタになった日本に乗り込んでくる欧米資本にとっては法人税率は低いに越した事がないという事なのだろう。消費税増税が潰されたら3月にも解散らしいが、もしもそのような展開になったら消費税増税はもう持ち出せないスキームになってしまうのだ。
さて、そうなるとどのようなシナリオで来るのか。TPPでゆうちょやかんぽを食い物にしようとしていたが、それも表に出てしまった(気付いてない人も多いが)ので大っぴらにはやり難くなってしまった。残るは増税派を粛正して生まれ変わった財務省路線で積極財政派に主導権を渡して景気回復の余地のある日本の景気を回復させるシナリオに変更するのではないだろうか。国債の日銀の直接引き受けで紙幣を大増刷、60年償還の復興債の発行などによって円高を緩和し日本が強みを持っている資本財の積極輸出にシフトさせるなどが考えられるだろう。
大統領選挙がどうなるかは分らないが泡沫候補扱いだったロン・ポールに芽が出てくるなどアメリカの動きも気になる。米軍が本当に撤退してしまえば普天間問題はなくなる(どうでも良い小さな話しだが)ので、沖縄の皆さんは大喜び(皮肉だ。基地で潤っている人がどれ位いるかを考えよう)だろう。米軍がいなくなれば自力で日本を守らなければいけないので自衛隊を防衛軍に格上げすることになり新たな武器購入(国内で調達などすぐには出来ない)の資金も必要になるがこれもGNPが膨らめば…
結論:増税に失敗すればあとは景気回復しか方法はない。私なら肥え太ったところでの搾取に切り換える潮時だと思う。その間に日本は地力を付けるしか方法はないのだ。
水曜日, 1月 04, 2012
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