昨日のアップルの四半期決算の報告でアクティブな端末はインストールベースで13億台との発表があった。Apple信者と呼ばれる人は複数台のApple製品を使っているので13億人のユーザーがいるわけではないがMacからAirPodsまでを含めるとアクティブなApple製品が世の中に13億台も存在する。わずかな期間で最新のOSが大半となるのはハードとソフトの両方を作っているAppleでは当たり前のことだが他のメーカーには真似のできない現実だ。
昨年はCESがAlexa一色からスタートし話題の中心はスマートスピーカーだった。Amazonに対抗してGoogleはGoogle Assistantを搭載した自社スピーカーをホリーデーシーズン前に出してきたことでそれはさらに加速した。AlexaもGoogle Assistantもライセンスされているため多くのメーカーから様々な製品がリリースされたためAppleはすっかり出遅れたとDisる始末だ。しかしそんな中Appleは誰もが騒ぐこともないスマートウォッチの世界でApple Watchの販売数を大きく伸ばしその数は全スマートスピーカーの販売数量を凌駕している。AirPodsも同様にスマートワイヤレスイヤホンの覇者になっているがその数もスマートスピーカーを超えている。
HomePodが当初の発表よりも発売開始が遅れ、HomePod上のSiriで出来ることもはAmazon EchoやGoogle Homeよりも少ない上に価格も圧倒的に高いと言われているがSiriはHomePod専用の音声認識アシスタントではない。現状AlexaやGoogle Assistantが動くデバイスはSiriが動くApple製品と比べたら桁違いに少ないのが現実。HomePodの役割はiPhoneなどのiOSデバイスが既にあることが前提のスピーカーなのでそこで重視されるのはGoogle Assistantよりも賢いことでもAmazon Echoのように買い物が簡単に行えることでもなく音で出来ることだけをどのスマートスピーカーよりもスマートにこなすことなのだ。だからこそ他社製品とは違いオーディオ製品としての能力の高さを一番の売りにしている。
結論:フルカバレッジの製品群を持っていないAmazonやGoogleはスマートスピーカーで負けるわけには行かないので数を売る戦略を取らざるを得ないが、PCからアクセサリー類まで含めてフルカバレッジの製品群を持っているAppleはそれぞれのデバイスに最適な方法でSiriを利用しそのデバイスにとって最善の機能で勝負すると言う戦略で勝負をしているのである。
金曜日, 2月 02, 2018
木曜日, 2月 01, 2018
モノよりコト
AppleをDisりたい人たちが常套句にするのが「時代はモノではなくコトが重要」の一言。そんな事はこちらは百も承知なのだがAppleはモノの会社であってコトの会社ではないと宣われると、こいつ大丈夫かと余計な心配をして上げなければいけないことになる。Appleはモノで大きく儲けているがそれを成り立たせているのはApp Storeなどの自社のデバイス全てを包含するエコシステムの存在。単にハードウェアを高く売ってぼったくっているわけではない。iPhoneを販売する以前に音楽ダウロード市場でAppleが圧倒的な存在となった時にエコシステムを作れなかったSONYやMicrosoft、当時はまだPC業界のトップだったDellはもうこれでAppleに負けたと散々書いた。
Appleはコトがないと言っている人たちの多くはコトをクラウドの事だと思っている。Microsoftも今はクラウドに力をいれているが、バルマーの時代はソフトウェアがコトだと勘違いしていた。そして多くのPCメーカーはモノだけで自らサービスを作り上げる事ができなかったが、それはユーザーが他のメーカーに流れることのないコトを作る能力がなかったからなのだ。
MicrosoftにはOSやOfficeソフトは作れたがAppleに勝てるハードとサービスを作る才能がなかった。ライセンスによって自社のソフトウェアに縛り付けることまでは出来たが2回に1度の割合で使い物にならないOSをリリースしたためにその絶大的だったはずの求心力(人質ビジネス)は相当落ちていた。彼らが勘違いしていたのはWindowsやOfficeのシェアが巨大だったのは好きだからではなく仕方がないからという事実。複数台のPCを家に置くなど余程の物好きでなければしないので趣味の世界のMacが入り込む余地はほとんどなかっただけの話なのだ。だから全く違うジャンルの製品ならばMicrosoft製である必要はなくまんまとiPodがWindowsしかない家庭に入り込むことができたのだ。そして、iTunes Storeの登場。結局iPodと互換性のないフォーマットの音楽ファイルを販売するミュージックストアではコトを作ることが出来ずそれに対応した専用プレイヤーも当然売れることはなかった。
そしてiPhoneの登場である。iPhoneによってITの主戦場がわずか数年で変わってしまった。なまじポケットに入るサイズの出来損ないPC携帯を作った経験があったMicrosoftは他の携帯メーカー同様にiPhoneなど全く売れるわけがないと思い込み本物のスマホを作るのに出遅れた。その上人質ビジネスに慣れきってしまったためにスマホでもOfficeが動けば良いと言う過信からAndroidにも遅れをとる結果になってしまった。Microsoft同様にOSをライセンスしたAndroidは陣営はApple以外のメーカーの取り込みに成功し台数レベルではiPhoneなど足元にも及ばないシェアを作り上げることに成功したがOSもサービスも人任せだったのでAndroidの中でオンリーワンになるメーカーは出てこなかった。Samsungがシェアで一番かもしれないがSamsungの端末以外は考えられないと言うサービスは未だに持っていない。ナンバーワンは常に入れ替わるものなのだ。
具体的にコトの話をしていないと言われそうだがAppleの築き上げた生態系そのものがAppleのコト。一般の家電製品も自動車も作ることはないだろうがPCからイヤホンまでのフルラインナップ(スマートグラスはまだないが)を揃えているのはAppleだけで、よく比較されるAmazon、Google、Microsoftのどこにもない。最近はスマートスピーカーが話題なのでAmazon Echoがどれだけ売れたと騒がれているせいかまるで世の中全てがAlexaやGoogle Assistant、Cortanaで動いていると勘違いされているがインストールベースで考えればMacからイヤホンまで標準搭載されているSiriを超える音声アシスタントはない。
SiriなんてAlexaやGoogle Assistantと比べたら問題外だと鼻で笑う人もいるだろうが、あれだけGoogleが力を入れていたTango ProjectがiOSにAirKitが入っただけで打ち切りになったのと同じように一夜にして勢力図が変わる潜在能力を秘めているのだ。それはApple製品は全て同じエコシステムの中にありインストールベースが他者と比べて桁違いに大きいと言うアドバンテージを持つからなのだ。GoogleやMicrosoftはOSのライセンスという戦略によって短期間に勢力を伸ばすことはできたがハードウェアとOSのバージョンのコントロールが出来ない生態系を自ら作り出してしまった。GoogleがPixelを作り、MicrosoftがSurfaceを作るのは核となるハードを持った生態系がないといずれダメになると気付いたからだ。Androidからルービンが去りMicrosoftからバルマーが去ってようやく21世紀のボジネスはどうあるべきかが分かったのだ。
結論:コトとはどんなに広い範囲をカバーしていようとも単一のサービスで成り立つものではない。Officeを超えるアプリが出てくればいずれ乗り換えられるようにGoogleを超えるサービスが登場すればユーザーは間違いなくそちらに乗り換える。コトとはまさにそこから逃れられない生態系を作り上げることなのである。
Appleはコトがないと言っている人たちの多くはコトをクラウドの事だと思っている。Microsoftも今はクラウドに力をいれているが、バルマーの時代はソフトウェアがコトだと勘違いしていた。そして多くのPCメーカーはモノだけで自らサービスを作り上げる事ができなかったが、それはユーザーが他のメーカーに流れることのないコトを作る能力がなかったからなのだ。
MicrosoftにはOSやOfficeソフトは作れたがAppleに勝てるハードとサービスを作る才能がなかった。ライセンスによって自社のソフトウェアに縛り付けることまでは出来たが2回に1度の割合で使い物にならないOSをリリースしたためにその絶大的だったはずの求心力(人質ビジネス)は相当落ちていた。彼らが勘違いしていたのはWindowsやOfficeのシェアが巨大だったのは好きだからではなく仕方がないからという事実。複数台のPCを家に置くなど余程の物好きでなければしないので趣味の世界のMacが入り込む余地はほとんどなかっただけの話なのだ。だから全く違うジャンルの製品ならばMicrosoft製である必要はなくまんまとiPodがWindowsしかない家庭に入り込むことができたのだ。そして、iTunes Storeの登場。結局iPodと互換性のないフォーマットの音楽ファイルを販売するミュージックストアではコトを作ることが出来ずそれに対応した専用プレイヤーも当然売れることはなかった。
そしてiPhoneの登場である。iPhoneによってITの主戦場がわずか数年で変わってしまった。なまじポケットに入るサイズの出来損ないPC携帯を作った経験があったMicrosoftは他の携帯メーカー同様にiPhoneなど全く売れるわけがないと思い込み本物のスマホを作るのに出遅れた。その上人質ビジネスに慣れきってしまったためにスマホでもOfficeが動けば良いと言う過信からAndroidにも遅れをとる結果になってしまった。Microsoft同様にOSをライセンスしたAndroidは陣営はApple以外のメーカーの取り込みに成功し台数レベルではiPhoneなど足元にも及ばないシェアを作り上げることに成功したがOSもサービスも人任せだったのでAndroidの中でオンリーワンになるメーカーは出てこなかった。Samsungがシェアで一番かもしれないがSamsungの端末以外は考えられないと言うサービスは未だに持っていない。ナンバーワンは常に入れ替わるものなのだ。
具体的にコトの話をしていないと言われそうだがAppleの築き上げた生態系そのものがAppleのコト。一般の家電製品も自動車も作ることはないだろうがPCからイヤホンまでのフルラインナップ(スマートグラスはまだないが)を揃えているのはAppleだけで、よく比較されるAmazon、Google、Microsoftのどこにもない。最近はスマートスピーカーが話題なのでAmazon Echoがどれだけ売れたと騒がれているせいかまるで世の中全てがAlexaやGoogle Assistant、Cortanaで動いていると勘違いされているがインストールベースで考えればMacからイヤホンまで標準搭載されているSiriを超える音声アシスタントはない。
SiriなんてAlexaやGoogle Assistantと比べたら問題外だと鼻で笑う人もいるだろうが、あれだけGoogleが力を入れていたTango ProjectがiOSにAirKitが入っただけで打ち切りになったのと同じように一夜にして勢力図が変わる潜在能力を秘めているのだ。それはApple製品は全て同じエコシステムの中にありインストールベースが他者と比べて桁違いに大きいと言うアドバンテージを持つからなのだ。GoogleやMicrosoftはOSのライセンスという戦略によって短期間に勢力を伸ばすことはできたがハードウェアとOSのバージョンのコントロールが出来ない生態系を自ら作り出してしまった。GoogleがPixelを作り、MicrosoftがSurfaceを作るのは核となるハードを持った生態系がないといずれダメになると気付いたからだ。Androidからルービンが去りMicrosoftからバルマーが去ってようやく21世紀のボジネスはどうあるべきかが分かったのだ。
結論:コトとはどんなに広い範囲をカバーしていようとも単一のサービスで成り立つものではない。Officeを超えるアプリが出てくればいずれ乗り換えられるようにGoogleを超えるサービスが登場すればユーザーは間違いなくそちらに乗り換える。コトとはまさにそこから逃れられない生態系を作り上げることなのである。
戦争なんてできない
世の中には口当たりの良い空理空論で正義づらをする阿呆が今だにいるが、そういった連中は北朝鮮のICBMや核開発の開発を日本が右傾化したからだなどと訳の分からない御託をすぐに並べる。勿論、戦争など世の中から消えて無くなるべきだがそう考えない国がある限り何の備えもしないと言うのではあまりにも幼稚すぎる。本当に実行に移すかどうかは分からないがICBMの弾頭に核が搭載される前に潰そうと言うアメリカの考えは至って常識的。そもそも話し合いでそうですかと引き下がるようならICBMも核兵器も開発などするはずもないのだ。
そしてそんな連中に限って日本は戦争をしようとしているとすぐに騒ぐ。確かに日本の自衛隊は練度が高いので他国からの攻撃に対する迎撃能力はアメリカよりも優れている部分もあるが本当の戦争はそんなものでは行えない。本当に戦争をするには弾薬の備蓄が必要だがいまの日本には戦争を始めるほどの武器弾薬のストックはない。戦争をしろと言われても出来ないのが現実。専守防衛が原則のため敵国攻撃を目的とした爆撃機も攻撃機も持たないし兵員を輸送する大型の輸送船もないし、それを手に入れるための予算も時間もない。
結論:戦争をしようとしていると騒ぐ連中に今の自衛隊の装備でどのような戦争が可能と考えているのか一度説明をしてもらいたいものだ。もしも今の装備で戦争ができるという戦略をお持ちならもしもの時には是非お知恵をお借りしたいものである。
そしてそんな連中に限って日本は戦争をしようとしているとすぐに騒ぐ。確かに日本の自衛隊は練度が高いので他国からの攻撃に対する迎撃能力はアメリカよりも優れている部分もあるが本当の戦争はそんなものでは行えない。本当に戦争をするには弾薬の備蓄が必要だがいまの日本には戦争を始めるほどの武器弾薬のストックはない。戦争をしろと言われても出来ないのが現実。専守防衛が原則のため敵国攻撃を目的とした爆撃機も攻撃機も持たないし兵員を輸送する大型の輸送船もないし、それを手に入れるための予算も時間もない。
結論:戦争をしようとしていると騒ぐ連中に今の自衛隊の装備でどのような戦争が可能と考えているのか一度説明をしてもらいたいものだ。もしも今の装備で戦争ができるという戦略をお持ちならもしもの時には是非お知恵をお借りしたいものである。
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