火曜日, 1月 05, 2016

サウジとイランの断交が意味するもの

イスラムを過激なテロを行う宗教と信じ込ませるために多くのテロ組織を誕生させたアメリカの軍産複合体。アル=カーイダと無関係なイラクのフセインを倒したのも元はと言えば原油取引通貨をユーロに切り替えたためだし、まるで宗教的な理由に見せかけてサウジとイランを断交させたのもイランが原油取引をルーブルに切り替える動きをしたからと考えるのが自然だろう。

ISISの活動も親ロシアのシリアを内戦状態に持ち込むのが第一の理由。アフガンに介入したのだってタリバーンが石油パイプラインの施設を拒否したから。アメリカに逆らう国に民主化運動と言うお題目を突きつけて介入し、結果的に統治不能の状態に陥らせているのが米英なのは誰もが承知していることだろう。

結論:アメリカの言うことを聞かない国は非民主国家として介入が常套手段。今回のサウジとイランの断交は米露の代理抗争。アラブが二つに割れて戦う恐れが高くなってきたのだ。宗派の違いは利用されているに過ぎないのである。

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