木曜日, 9月 20, 2018

iPhone XS/XS Maxを買ってはいけない 〜10の理由〜

新製品が発表されたのにスルーでは流石にまずいので今回も懲りもせずiPhone XS/XS Maxを買っていけない理由を書き並べてみたい。昨年登場したiPhone Xが未だにAndroidスマホの追随を許さないレベルでベンチマークを叩き出してる中発表されたiPhone XSシリーズに搭載されたプロセッサーA12 Bionicは性能コアでA11 よりも15%高速化し効率コアで50%も省エネとなった。さらにA11で初搭載となったNeural Engineは2コアから8コアとなりその処理速度は実に一秒間に5兆回の機械学習の計算が可能(A11の9倍の処理性能)になった。真っ先に実感できるのはそのNueral Engineによってポートレート写真などのボケ感をより自然なものにできたことかもしれない。今後、他の用途にNeural Engineを使ったアプリが登場してくるのは間違いないだろう。と、ここまではAppleの受け売りになってしまうのだが、それでは片手落ち。ここからは買ってはいけない理由を列挙していきたい。

買ってはいけない理由
その1:iOS 12はiPhone 5s以降なら動く
流石に対応機種の中で一番古いiPhone 5sでは出来ることが少ないのは事実だがiOS 12にアップグレードが可能な上、処理速度も改善される。パフォーマンスが上がる分電力消費が大きくなるために動作時間は短くなるようだがiPhone XSやXS Max購入に支払う金額の1/10も出せば1日中電源を心配する必要のない数のモバイルバッテリーが帰るのだ。
その2:iPhone XRで事足りる
iPhone 5cの時には大して廉価でもないのに型落ちのプロセッサーを載せるという戦略ミスを犯して自ら首を締めるというAppleらしからぬ過ちを犯したが、今回同時に発表されたiPhone XRはディスプレイに液晶を使いバックカメラがシングルと言う違いがあるがそれ以外はiPhone XSやXS Maxと変わらない。それでいて価格はXS Maxの512GBモデルの半分に近く、一番安いXSと比べても3万円近くも安い。XSを買うだけの金額を出せるならApple Watch Series 3が手に入るのだ。
その3:既にiPhone Xを持っている
発表から1年経ったかもしれないが、製造が遅れたため初日に手に入れたとしても、まだ1年を経過していないiPhone X。予約開始初日に注文に手こずった為に何ヶ月も待たされてしまったならなおさらのことだが、iPhone Xと大きな違いのないXSに買い直すのはお金をドブに捨てるようなもの。継続販売がないiPhone Xなので中古市場で如何に高額で買い取られるとしても、もう一年使い続けて次のiPhoneにしてもバチは当たらないのだ。
その4:Face IDが嫌いだ
世の中にはFace IDでは不便と感じるほどに毎日顔が大きく変化する人がいる。全然別人なのにロックが解除されてしまうと言う初期のレビュー記事を目にして不信感を未だに持っている人もいる。さらに顔がロック解除のキーになっていると言うことはAppleに顔情報を取られるのじゃないかとまるでAndroidスマホがやりそうなことをAppleもやっていると心配しているかもしれない。Googleと違ってそんなことはしていないと口を酸っぱくしても信じない頑固者はどこにでもいる。そんな人はXSやXS MaxではなくiPhone 7や8を買えば良い。その方がお金の節約にもなるのだ。
その5:ノッチが嫌いだ
全画面と言いながらFace IDのためのイメージセンサーを配置する為に出来てしまった切り込みであるノッチ。iPhone Xの発表以後出て来たAndroidスマホはどれもこれも猿真似をしてノッチありのモデルばかりになってしまったが美意識としてこんなものは認めらえないと考えるのは仕方のないこと。生理的に受け入れられないものを使えと言うほど私は鬼ではないのでそんな人はiPhone 8を購入すれば良いのだ。
その6:OLEDは画面の焼き付けを起こすから嫌いだ
本当に画面が焼け付きを起こすまで使い続けるかどうかは知らないが、構造上自発光するディスプレイが焼け尽きを起こすのは純粋な物理現象。焼け付きを起こすよりも落として破損の方が多い気がする。
その7:ホームボタンがない
Face IDが嫌いだと同じじゃないかと思われそうだが、ホームボタンと言う分かりやすいインターフェイスがなくなることでどう使えば良いかをまた一から覚えなければいけないことに抵抗を感じる人は多い。正直な話、半日も触っていれば慣れてしまうことなのだが、そんな人はPCだってOSのアップデートをしないで使っていたりする。
その8:サイズがでかい
今回の発表で販売対象から外されたiPhone SE。片手での操作がしずらいから小さなモデルを使い続けていた人からしたらiPhone 7や8よりも大きなXSやXS Maxはせたくしに入るはずもない大きさ。iPhone SEサイズの新たなiPhoneが出てこなかったのにSEがカタログから消えたと言うことは復活は期待できない。それでも初志を貫徹となったら動かなくなるその日までiPhone SEや5sを使い続けるしかないだろう。
その9:名前がダサい
私自身「iPhone XS Max」などと言うふざけた名前はやめて欲しいと思っていたので気持ちは分からないでもないが、そもそもPlusサイズは選択肢の中には入っていないので正直どんな名前になろうと構わないのだ。大事なのは名前よりも中身、子供にキラキラネームを付けるバカ親よりはよっぽどマシだと思うのだが、いかがだろう。
その10:折りたためない
そんな奴はほとんどいないと思うが折りたためるiPhoneが欲しい人ももしかしたらいる。折りたためることこそがイノベーションだと思っている人だとしたらApple製品を買ってはいけない。

結論:取り敢えず新製品が出たらいの一番に買わなければと言う人強迫観念で生きている以外の人は自分の用途にあったiPhoneを買うのが一番。現在販売されているiPhoneならどれを買ってもAndroidスマホのように公開することはないのである。

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