水曜日, 12月 28, 2016

対中姿勢の変化の理由

米国債の保有高で日本が中国に抜かれて2位になった時には大きく騒がれたが、2011年以降中国内の不動産バブル崩壊回避のために米国債の売却が急激進み、2016年再び日本が世界最大の米国債保有国になったことはあまり大きく報道されないためにそれを一般の人は知らない。米国債だけではなく外貨準備のドルの売却も進んでいるため対米貿易黒字で年間約3,500億ドルのドルを稼いでいるのに準備高はどんどん減っている。単純に言えばアメリカを相手に大儲けをしていながらそれをアメリカのためには使わない状況にあるのが今の中国。それどころか太平洋の西半分は自分たちのものだと主張する始末。親中派のヒラリーが破れてトランプが大統領に選ばれたのは当然の成り行きだったのだ。

結論:中国の行動に対して何事も大目に見ていたのはアメリカにとって利益の方が大きかったから。すでにその時期を超えた今、アメリカにとって望ましくない中国を締め付けるためにロシアや日本を重視するのは当然のことなのである。

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