官製だと言われる中国の反日デモ。格差拡大の不満のはけ口に使われたとの話もあるが、略奪行為が国際社会の評価を下げる事になり、ざまあみやがれと溜飲を下げた人もいるだろう。中国の漁船の領海侵犯に腹を立てるのも構わないが、そもそもの切っ掛けがどこにあったかを考えないと本質を見誤る恐れがある。
反日デモが起こった直接の原因は尖閣諸島の国有化を民主党が決断した事だが、それは東京都が国有化しないのなら購入するとしたからであるが、何の噂話もなかったのがワシントンで突然の発言。そればアミテージ(戦争屋・石油屋)と会見した直後であった。
アミテージはナイと共に十年以上前から尖閣諸島の地下資源利権(サウジ以上の埋蔵量)を狙っているのは有名な話である。その男と会った途端の購入の意思表示。それ以降はトントン拍子でくすぶっていた尖閣問題に火が付き、批判の的だったオスプレイも必要、自主独立が現状不可能な日本が頼る相手は米軍しかないと言う空気をあっと言う間に作り出せたのだから笑が止まらないだろう。
このように遡って見てくると米国依存から抜け出そうとしていた自民党末期に準備されていたものが漸く花開いた形に成ってくる。自主独立のために動き始めた安倍、麻生を叩き、その反動で登場した民主に媚中、親韓路線を取らせて国民の心の底に反韓、反中(どちらの国も日本とは根本的な価値観が違うので好きにはなれない)の芽を植え付けた上で一気にバカな事をさせてひっくり返す。
まさにいまの日本はそのシナリオ通りの行動をしているわけだ。勿論喧嘩の相手がいなければそんな事にはならないが、面白い事に天皇に謝罪要求を突きつけるバカや領海を侵犯する輩が登場する。どう考えてもこれらは単独のアホの行動ではなく一つのシナリオに沿ったものなのと考えれば辻褄が合うと言うものだ。
最初に戻るがそんなことをすれば間違いなく火に油を注ぐ反日デモをさせた中国もアメリカと共同戦線を張っているのか、ただ単に中国人がバカなのかは知らないが、結果的に普天間、オスプレイとアメリカのやる事に逆らって来た世論が逆噴射したのは間違いない。と言う訳で左に舵を切った民主がバ韓国や尖閣諸島で右旋回したのは宗主国であるアメリカ様のありがたさを身に染みさせるためだったと言うわけだ。目的を達成したアメリカは間違いなく尖閣諸島の利権にありつくだろうし(共同開発という看板で)、アメリカが出てきたのでは中国は本気で日本に戦争を仕掛けてくるようなバカな真似はしてこないだろう(米国債を売り払ったりをバカな事と言う)。どちらにしてもバ韓国の大統領や中国民がアメリカの意を受けた者の指示で動いたのでなければ日本と同様、外交能力は無いと言うだけの話なのだ。
結論:誰か一番得をしたかを考えれば良いのだ。尖閣諸島で日中で戦ったらどうなるかを中国がロシアに聞いたらしいが結果は最初から自衛隊が圧倒し(中国の軍艦など日本の潜水艦の敵ではない)、その後はアメリカが乗り出してきて二週間以内に壊滅的な被害を蒙ると諭されたようである。どうりで本気で漁船が来なかったわけだ。今回の件で一番得をしたのはアメリカ。本当に戦争になればウハウハなのである。
水曜日, 9月 26, 2012
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2 件のコメント:
これって、本質ですよね!!
コメントを頂きありがとうございます。
色々悪い噂も無い訳ではありませんが安倍さんになって、麻生さんなどと正しい保守の立場に立ってまず日本の景気回復を先に進めて欲しいと思います。民主のような事をしていたのでは役人栄えて国滅ぶになってしまいます。
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