他のメーカーであれば超弩級マシーンであるMac Proを、Mac EXPOで発表しない筈はないのだが今回のAppleの対応をみれば分かるように、あくまでも単なるバンプアップ(例え処理速度が2倍になろうとも)として扱った。それならば、CPUの置換が同様に行われるであろうMacBook Proや、MacBookを先行して発表しない理由があるということだ。
全く新たな製品はEXPOで発表されるのが恒例になっている。噂になっているサブ・ノートや、タブレットPC(でかいiPodと言うのもあり得る)は、明らかにモバイルMacのラインに繋がる商品。だからこそ、ノートブックのリプレース(筐体が変更になる?)に合わせて大々的に発表する効果を狙って、先行発表されなかったのだろう(勿論、CPUが間に合わなかったと言うのもあり得るが)。
同様に勘ぐると、iTunes Storeでビデオレンタルが開始されると言う話が漏れ伝えて流れていることが妙に気になる。通常、Apple(Jobs)は、サービスが開始されていない物や新製品に関する報道が流れる事を非常に気にする(例え相手がウォールストリートジャーナルであっても)のに、今回は鷹揚に構えている様に見て取れる。要は、今回のiTunes絡みの本当の目玉はビデオレンタルではないのではないかと言う事だ。ブロードバンド化が貧弱なアメリカでは難しいのだが、現行のフォーマット(サイズ)とは違うフォーマット(フルHD)での配信をいよいよスタートするのではないかという事だ。
実は、もう何年も前から(ビデオを販売する前から)同じ事を繰返し書いているので、いつかは当りになるのだろうが、そろそろ潮時のような気がする。
結論:Blu-ray(HD DVDのフォーマットとしては勝ちそうなのに)がオプションにない事がそれを暗示しているように思えるのである。Blu-rayは必要ないと宣言しているように...
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