水曜日, 1月 09, 2008

対照的な戦略

 FOXがDVDにiPod、iTunesへのデータ変換機能を付けると言う時代に、片やSONYは七面倒臭い方法でDRM無し楽曲を販売するという。

 専用のカードを購入した上で、専用のサイトから音楽を買うなどと言う事を何処の誰が望んでいると言うのだろう(SONY以外にそんなことを望む筈はない)。昨日私のblogにコメントを頂いたかずさんのblogにも書かれていたように、アリバイ作りとしか思えないだろう。

 全く楽曲を提供していない日本とは違い、アメリカではiTunes Storeで販売を行っているSONYが、本当にDRMなしで販売する気があるのならばiTunes Storeや既存のダウンロードストアで販売すれば良いだけの話なのだ。

結論:どうしてこう往生際が悪いのだろう。他の家電メーカーのように、コンテンツを捨てる(松下、東芝)かハードを捨てるかを決断しないと共倒れになってしまうのだ。Appleが強気でシステムを作れるのはコンテンツホルダーではないからなのである。

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