火曜日, 2月 28, 2012

iPadのライバルは?

私のようにApple以外に選択肢など存在しない人間からすればAndroidが生きようが死のうが知った事ではないのだが、前四半期に漸くAndroidタブレットが1,200万台(2年を要した)アクティベートされたそうである。その中に、Kindleがカウントされているのかどうかは別にしてもスマホの勢いからしたら信じられないくらいのスローペースなのは単純に魅力がないからなのだろう。
 
 スマホなら最悪電話として使えればそれで最低限の役目を果たしてくれるので、そこにメールとWebが付いてくれば十分だと言えるがタブレットになってくるとそうは問屋が卸さない。特に初期のAndroidタブレットはスマホ専用の2.3を無理やり流用した代物だったので、使い易さをどうこう言うレベルではなかったし、専用だと謳われた3.0が載るかさえ定かではなかった(皆そう思い込んでいたようだが)のだから、売れなかったのは当たり前のはないだったのだ。
 
 多くのメーカーは自分たちが勝手に作ったタブレットにタブレット専用のAndroidが載って見違えるように快適に使えるようになると、これまた勝手に思い込んでいたのだが、その中にあってAndroidにお任せしていたのでは自分たちのやりたい事が出来る筈もないと腹を決め自由にカスタマイズして構わない2.3をベースにして独自の世界をつくり出したのがAmazonのKindleだ。勿論、ここで言うKindleは電子書籍専用のe-inkタイプではなく「Kindle Fire」。電子書籍ビューワーとして他を圧倒しているとは言え「Fire」以外のKindleをiPadのライバルとは呼びようがないが、「Kindle Fire」はネット、メール、そして他のAndroid端末よりは安全なマーケットから手に入るアプリを入手可能な事とネットショップが利用出来るのは魅力だ。その上、他の訳の分からないAndroidタブレットやiPadの最廉価モデルと比べて半額以下(Androidが半額になってもAmazon程の信頼が無いので売れない)で3G回線も使える。大きさも、7インチとコンパクトなので持ち運びを考えれば…

結論:Androidタブレットの中で、現状iPadのライバルとなっているのはAndroidを表に出していない「Kindle Fire」である。売れている理由は最新のAndroidを使っているからでもスペックが優れているからでもなく単純に使い易いのとエコシステムがあるからだ。それもなしにハード競争をしても意味が無い事は売上が証明しているのだ。

金曜日, 2月 24, 2012

オセロの中島の件

変な占師と一緒になっておかしな事になってしまったらしいオセロの中島。家賃滞納の問題が大きくクローズアップされ、未だに実名報道されない占師は誰なのかとかネット上で騒がれている。家賃の問題などは純粋に法的に粛々と進めれば良いだけの話なのでどうでも良い事なのだが、そんな中で出てきたのが白との関係が原因で精神的におかしくなってしまったとの噂。元々は白い方の事務所からの独立がスタートだったらしいのだ。事務所の独立で中島との間にもトラブルが発生…その時に白い方の従兄にあたる晃と言う名の市会議員から圧力があったとしたら…

結論:白い方の従兄は解放同盟の執行委員(肉屋系)。中島が逃げ出したくなる気持ちは理解出来るのだ。

木曜日, 2月 23, 2012

盛りだくさんの2月

iBook Authorが出て凄いと思っていたら、行き成りの山猫(Mountain Lion)の予告。それだけでも凄いのにiTunesのスケールアップと2月のAppleはサラッと今後に影響する発表を矢継ぎ早に打って来た。そのうち2月のAppleに関してまとめて書きたいと思うのだ。

月曜日, 2月 13, 2012

差別化の方法の違い

現状はiOS vs Androidとなっているスマートフォン戦争だけどWindows Phoneが8にバージョンアップされてもう一角を担う事が出来るかがハッキリする2012年。当然、Appleが黙っているはずもなく英国ではWi-Fi+3GモデルがOut of Stock状態になってきているので噂通り3月の第1週に新しいiPadの発表がありそうな気配である。名前が何であろうとiPad 2よりもCPUや解像度などがアップ(当然メインメモリも)されるだろうが、同時にiOSの5.1が発表されSiriの多国語対応も合わせてアナウンスされるだろう(Appleはニューモデル発表時にOSのメジャーアップデートを実施)。
 
 出荷台数レベル(販売台数はAppleと違いAndroidは?)でiPhoneを圧倒するAndroidだが、ここに来て良くない話があちこちから聞こえ始めているのも確か。揚げ句の果てにはドコモやauがネットワークのパンクを繰り返しているのも野放図にマルチタスクを許しているAndroidが吐き出すパケットが原因じゃないかと言われる始末だ(iPhoneはそこまで行儀が悪くない)。
 
 そんなAndroidだが基本的には同じOSで動く限りは他社と差別化を図ろうとすればハードに手を入れなければいけない(実際にはまともにOSのアップデートも出来ないのでOSレベルでユーザが差別化されている)が、対するAppleはiPhone 4Sが出ていると言うのに未だに3GSや4も現役で販売されている。Android陣営からすれば型落ちの不良在庫を売っているとでも考えているのだろうが、30ヶ月も前の製品のストックなどある筈もなく新たに製造されているのは間違いない(製造ラインはある)。何故、Androidでは不可能な事がAppleで可能かと言えばソフトウェアのアップデートで機能とサービスが進化だからな(Siriのようにハードに依存するものを除けば)。ソフトウェアのウェイトの高いApple製品は陳腐化のスピードがAndroid端末とは大違いなのである。
 
 AppleのCMは使う事によってどんなことが出来るかのライフスタイル提案型だが、Androidは未だに速度が速いなどをアピールするものに留まっている。スマートメディアは持っている事に意味があるのではなく使う事に意味がある。そんな簡単な事も分からずに売られている商品で幸せになれるとは到底思えないのだ。

結論:差別化がハードに依存しているAndroid端末はハードの陳腐化が製品の陳腐化になってしまうが、ハード依存の低いiOS端末はOSの機能強化で製品寿命が異常に長いのだ。半年もすれば四条から消えてしまうような商品と30ヶ月経っても現役の製品とどちらがユーザにとって優しいかは考えるまでもないだろう。

金曜日, 2月 10, 2012

次期iPadの登場は近い?

AllThingDでiPad3の発表は3月の第一週との噂が出てきた。次のiPadはiPad3ではなく2HDだとの噂もあるがどちらにしても次期iPadが登場するのはそんなに先の話ではないようである。本来もっと早く対応しなければいけない筈の5.0.1のバージョンアップが行われていないのは、5.0.2を出してもすぐに5.1(Siriのβが取れ正式に日本語に対応?)になるからではないかと疑ることも可能だ。

結論:3と呼ばれるか2Sになるかは別にして間もなく次期iPadが登場するが、これはクアッドコアではない。何故ならまだクアッドコアチップは製造が完了していないといわrているからである

金曜日, 2月 03, 2012

iBooks Authorはキラーアプリ

blogに書きためたテキストを、iBooksにしようと思い立たせるだけのインパクトのあるiBooks Authorの登場。よく考えればテキストしかない私のblogはPagesを使えば今までだってEPUB形式で書籍に出来たのだが、もしかしたらこんなblogでもiBooks Storeに並べて作家気分が味わえるのではという気持ちが心の片隅にあったせいか、早速ダウロードの上テキストデータのコピペに精を出す事になったのだ。実際にはまだiBooks Storeがない日本では書籍をiBooks Authorを使って売る事は不可能なのだが、Macでどんなことが出来るかを試してみたい性分として過ちを犯してみたのである。
 
 実は、このblogがMac Relianceの記念すべき1500番目。日頃、ご愛顧頂いている方のために2005年と2006年のblogをアップしましたのでご自由にダウンロードして下さい。iBooks 2形式なので申訳ありませんがiOS5の入ったiPadをお使いの方向けとなります。

Mac Reliance 1
Mac Reliance 2

結論:紙物の書籍や雑誌を出しているところが今すぐどうなる事はないが、販売支援用のカタログ作成などで暴利を貪っていたナンチャッテ・アプリ屋さんは転職を考えた方が良さそうである。

さて、何が出てくるのか?

Steve Jobsの中で書かれていた教育に関する発表は、「iBooks 2」と「iBooks Author」と言う形で突如姿を現した。3月には出るだろうと予てからの噂だった「iPad 3」は、A6、Retina Display搭載の形で3月末に発表されるのは、ほぼ間違いない状況のようだが、振って湧いたように今月中にも何か新しいものが発表されるとの噂が出てきた。
 
 順当に考えれば最後のモデルチェンジからそれなりの時間が経過しているtouchやnanoとリプレイスとなるのだろうが、新しいものとなると既存の製品のリプレイスではない可能性もある。但し、今のところ一番の目玉であるiTVの製造が始まったと言う噂は聞こえてこないためテレビが登場するのはやはり今年後半なのではないだろうか。何が出るか分からないでは、わざわざblogを書くのも憚られるが…

結論:期待して待てば良いのだ。正直、もう二週間様子を見ないと解らないのである。

ボロボロな日本の家電業界

大好きなSONYばかりではなく、シャープやPanasonicと目の玉が飛び出すような赤字を叩き出した家電業界。日立などのように液晶から撤退するところもどんどん出てきたが、それもこれも売れる見込みのない3D液晶に無駄な金を注ぎ込んだ上に未曾有の災害が重なったせいなのだろうが、コモディティ化が目に見えていた液晶テレビとケータイ電話に注力した戦略がそもそも間違っていたのだ。SONYはSamsungに全敗で、Appleにも完敗と今週のダイヤモンドに書かれていたが、もしも本当にAppleがテレビを出すような事態になったらAppleにも全敗になりかねない状況なのである。
 
 Appleとの提携について聞かれたシャープの片山社長は「リンゴの気持ちがあるから」と答えていたようだが、亀山の第2工場でApple向けの液晶が大々的に作られるような状況にならなければパネルの外販は今年も厳しいものになってしまうだろう。HTCはスマホの機種を絞ると発言しているが、これもあまりに多くの機種を製品化したために自ら利益を確保出来ない態勢を作ってしまったことに気付いたのだろうが、共通の端末を作るだけのAppleを相手に勝負をしようと言うのは間違いなのである。

結論:Appleが欲しがるパーツがあるなら売りましょう。Appleの製品を作るキャパがあるなら製造を請け負いましょう。その上で今のところ作りそうもない白物家電に注力しましょう。

何でデフレで増税なのか

ハイパーインフレなどに陥って財政が崩壊すると言うのであれば増税でと言うのも分るが、過去20年以上デフレ状態にある日本で増税するなど言語道断。不景気状況下で景気を更に落ち込ませる増税を行うなどまともな神経では行えない事をしようとしている財務省は一方で
  
財務省の利権
その1:為替介入
為替介入に使われる資金は外国為替資金特別会計であり、一般会計とは区分され、財務大臣(財務官僚)に管理が任されている。国際協力銀行経由で企業の海外投資を支援して権限を拡張。外貨を買うための原資は政府短期証券の発行(短期国債を勝手に発行しているのと同じ)。発行事務そのものは日銀が事務代行しているので日銀の自己勘定のように見える。欧米の金融機関は日銀による通貨発行を望んでいるが、財務省も日銀も応じる気はない。その上、為替介入と言うのは名目に過ぎず、実際には米国へのミカジメ料である。
その2:歳出削減
 財務省が省庁の中の省庁と言われる強い権限を持っているのは予算を握っているから。湯水のように歳入があったのでは何の有り難みも無くなってしまうので困るのだが、現在の税収では役人絡みの人件費(天下り先の特殊法人分も含む)に全て消えてしまい、金の切れ目が縁の切れ目(権限)の瀬戸際に立たされている。本当は何の問題もない国債も国の借金と言う幻想を自分たちで作ってしまった(日本は借金まみれと国民に信じさせる道具として使用)ために今更嘘だとは言えず、このまま増税で借金をチャラにしなければ日本は潰れてしまうと脅しの道具に使う始末だ。

結論:デフレに増税などしたら恐慌になってしまうのだ。

水曜日, 2月 01, 2012

ドメスティックに行きたければスマホは扱うな

スマホにシフトするとしながらドメスティックなサービスは続けたいと未だにiPhoneとAppleに対して消極的なドコモ。それならそれで、ドメスティックサービスを徹底すれば良いのにspモードなどと言う訳の分らぬモノをこさえて(システムバグで目も当てられない)iモードユーザの囲い込みをしようとドタバタを繰り返している。揚げ句の果てにはトラフィックが予想を超えて(読みが甘いのだ)、ネットが何度もパンク。対応するために導入した機材でさらに障害を発生させると言う体たらくなのだから笑わせてくれる。auも読みを誤って繋がらない時がたまにあるようだが、散々バカにしていたSoftBankの株を身をもって上げるような結果になっている。

結論:インターネットでデータのやり取りをしているスマホを箱庭(ケータイ)サービスの中に無理やり引込もうなどと考えるからこんな事になるのだ。