木曜日, 1月 10, 2008

科学的態度とは

 しつこいと言われようと許しがたい事は何度も書かなければいけない。例の二酸化炭素と地球温暖化だ。私は、別に二酸化炭素が増えていないとは考えていないが、それと地球温暖化には科学的な因果関係はないと考えている。何故ならば地球が温暖化しているという科学的根拠がないからだ。

認められる事実
その1:大気中の二酸化炭素量は増えている。但しそれは基準を近代以降に置いているからであって、一番多かったと考えられているジュラ紀や白亜紀と比較したら誤差範囲にも入らない僅かな増加に過ぎない。
その2:環境破壊は進んでいる。森林破壊、水質汚染、大気汚染は間違いなく進んでいる。特にアジアでは中国の経済発展(経済暴走)によって信じられないスピード(そうは言っても中国人が滅亡するほどではないから困る)で進んでいる。
その3:太陽の黒点活動が活発期には入った。だから、ここ最近の気候変動がおかしな事になっているのである。二酸化炭素と黒点活動とどちらの方がウェイトが高いかをまず考えるべきである。要は、黒点の所為にだと言ったら日傘と日焼け止めくらいしか売れないだけの話である。

認められない事実
その1:地球は温暖化している。地球の温暖化や寒冷化のスパンは数万年単位で見るものであってたかだか数十年を問題にしても始らない。現に70年位前は今よりももっと平均気温が高かったが、それが人類のせいだろうか。人類のせいならば、ずっと右肩上がりでなければおかしな話になる。
その2:氷河が溶けて海面が上昇する。全ての氷河が溶け始めていると言う事実はないので、どこかの氷河が溶けただけで海面が上昇するというのはおかしい。現に南極の氷河が溶けているというが、南極の別の地域の氷河は大きくなっている。同様に地球総体で考えれば大きな変化は起こしていない可能性がある。これは、どこかの国が冷害になった年に、別の所は猛暑で干ばつになるのと同じ事である。
その3:海面温度が上昇している。日本近海は確かにそうだが下がっているところもある。つまり上がっているところだけを恣意的に集めてデータ化すれば上昇している事になるし、下がっているところだけを同様にデータ化すれば下降している事になるだけの話だ。
その4:石油が数十年で枯渇する。現在の埋蔵量しか見つからなければそうかも知れないが、現在使用されていないオイル・サンドやオイル・シェルなどはいくらでもあるし、まだ発見されていない油床はいくらでもある。いずれはなくなる恐れはあるが、それが数十年と言う事はない。

結論:昔からそうなのだが、プロパガンダに使われるデマゴーグに信憑性を持たせる為に恣意的な物理データ(実験科学的見地から見たら科学的根拠のないデータ)が使われる。科学的態度と言うのはプロバカンダ(経済的利益)に左右されずに事実を公表する事である。

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