木曜日, 1月 24, 2008

アメリカはバブル崩壊に耐えられるか?

 サブプライム問題に対処するために金利を下げたり(織り込み済みだったので効果は薄かった)、政府が数十兆円分の緊急財政支出を実行に移そうとしている。これで、効果があると言う(おめでたい)人も若干いるようだが、申し訳ないが現在のアメリカ経済はバブル崩壊時の日本と大きく違う問題を抱えている。当時も今も日本はまごう事無き債権国だが、アメリカは当時も今も債務国なのだ。大きな借金を抱えていても、海外から入ってくる金が派手に出て行くので景気が良いように思われいた訳だが、今回の問題で、それを支えていたのは海外の金だったと言う事が明白になってしまった。

 アメリカがバブル崩壊に耐えられるかって、日本が本気で助けない限りは無理でしょ。

結論:世界中がアメリカを見限って金を引き上げたら、あっという間に崩壊。ゆうちょの金を当てにしていたのだろうが、手に入れる前に倒産なのだ。何もアメリカのためにゆうちょを完全自由化などする必要はないのである。

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