金曜日, 1月 18, 2008

改革が遅れているから株が下がる?

 世の中には、日本の株が下がるのは”改革が遅い”からだという世迷い言(妄言)を、平気でホザク売国奴がいる。ご丁寧な事に天下のNHKが、そんな馬鹿げた言い草を公共の電波で流したようである。流石はインサイダーで儲ける文化を持ったテレビ局。株屋の怨嗟を真摯に受けとめる土壌があるのだろう。

 規制緩和(これが改革なのか)が進まない日本市場には魅力がないから株が下がるのだと言う理屈を、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン(植草氏のいなくなったWBSはどうしようもない)や竹中平蔵のような売国学者の口から言わせて、さもそれが権威のある物(正しい理屈)であるように見せようとしているが、飛んだお笑い草だ。

 そもそも規制を緩和した(しつこいがこんなものは改革ではない)ために、ヤクザな金が大量に入ってくるようになり、株の乱高下が始った訳であって今下がっているということはヤクザな金が逃げているか、誰かが空売り(これには多少の規制が加わっている)を掛けているからなのである。

 本当に売国奴が目指す改革を行ったりしたら行き着く先は今のアメリカなのである。

結論:株が下がっているのはヤクザな金が株式市場に流れてきていない(ジャスダックやマザーズなどからは逃げ出している)だけである。株価を本当に安定させたかったら、減税、企業利益の社員への還元(株主は配当などで株を買うほどお人好しではない)、社会インフラの整備を同時に行えば良いのだ。これは植草さんの言っていた事なのである。

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