金曜日, 5月 12, 2006

ファンドは会社の経営などしていらない

 村上ファンドがシンガポールに逃げるらしいが、同時に阪神の経営をなどとブラフをかましている。これは先日も書いたようにブラフだ。単に阪急を脅しているだけである。一番良い対応方法は阪急HDが阪神との経営統合を諦めると発表して手を引く事だ。誰も買う当てのない株ほど、価値の無いものはない。いっそのこと阪神が瞑れたら面倒見るからね位のブラフでやり返してやればいいのである。

 扱っている資金量が大きければ大きいほど、大きな傷を負わせる事が出来る。二、三発急所を突く事が出来れば、日本からいなくなるどころか、この世からいなくならなければいけないような連中の資金を預かっている事を忘れずに対応すれば良いのである。どうしてそう言う根本的な弱点を突く戦略で、ああいった連中と付きあう方法を耳打ちする(そう言う奴はもっと酷い相手かもしれないが)人が側にいないのだろう。

 まあどちらにしても、そこまで腹の据わった経営者はなかなかいないのが現実だ。

結論:悪い事は言わない。阪急HDは村上ファンドから阪神株を買い戻す計画を白紙に戻すと大々的に発表しましょう。株価は見る見る下がって向こうから買い取りを希望してくるはずです。彼らは短期で勝負しないといけないが、阪急は何も焦る必要はないのだ。それとも阪急HDも阪神株で儲けようとでも考えているのだろうか?

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