水曜日, 10月 10, 2007

グローバリズムは素晴らしい

 国際とか言われると単純に素晴らしいと考えてしまう薄らバかが多いせいか、グローバリズムなるものも、”世界は一つ”を目指すのだから素晴らしいじゃないかと考えちゃうんだろうが、そうは問屋が卸さない。グロ−バリズムなるものの正体は”世界統一国家(ワンワールド)”を目指す国際金融資本による帝国主義政策に過ぎないのである。言葉に敏感な人は”統一”なんて聴いた瞬間に”文鮮明”の顔が浮かんだかも知れないが、あなたのその感性は決して間違ってはいないのである。

 帝国主義は国と言う単位で世界を制覇しようと言うものであった訳だが、グローバリズムは国際金融資本が世界を制覇しようというもっと質の悪い代物。こんなものに乗っかったらケツの毛までむしり取られてしまうのだ。一般的にはナショナリズムと言うと帝国主義みたいに思われるが、ナショナリズム自体には、そんな意味合いは全くない。国家を統一するための思想がナショナリズムであって、それを他所の国にまで押し付けなければ何の問題もないのである。

結論:他国の事情を全く考慮せずに自分たちの主義主張を押し付けるのがグローバリズムの正体だ。国連も同じ思想だったが戦勝国という範疇(互いに違う思惑を持っていた)で始めたために運良く統一する事ができなかったのであるが、現在は金儲けと言う一つの思想の元に統一を図っているのである。これは本当に質が悪いのである。

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