水曜日, 4月 18, 2007

文明開化は無かった

 歴史でも必ず出てくる文明開化。まるで江戸時代には文明と言われるものが無かったような酷い言い草だが、冗談じゃない当時日本にはゼロサム社会でも生活が可能な高度な文明が育っていたがヨーロッパと呼ばれる非文明社会は外へと侵略の場を獲得しなければ生きていけないような野蛮な社会しか存在しなかったのだ。

 これに関する話はSapioにも偶然出ているのだが、エジプトやギリシャ文明は白人とは関係のない有色文化だったというものだ。白人とは、突然変異で誕生した白子でエジプトやメソポタミアを追われ北ヨーロッパ(不毛の地)へ移住したものの末裔であり、同じ白人の中でエジプトの奴隷として生きていた者がエジプトを脱出して(出エジプト)パレスチナの地に住みついたのがユダヤ人のルーツだと言うのだ。考えてみればギリシャ文明を自分たちのルーツとしているヨーロッパ人(アーリア人)は、優越人種のように言うが何故かギリシャの後は、いきなり中世以降まで何も文明を示す遺物が存在しないのだ(ローマ圏やペルシャには腐るほどあるというのに)。

 つまり、中世以降武器を持った好戦的な野蛮人が世界中の文化遺産を略奪し作り上げたのがヨーロッパ文明の正体なのである。そんな奴らにアジアは渡さないと信長や秀吉が考えたのは無理もないかも知れない(全く持って自分勝手な考えだろうが)。

結論:野蛮人に文明を開化させることなど出来ない。これからは、明治維新は固有文明の破壊と言うべきなのである。文明とは行くところまで行けばゼロサムになるのが常識なのである。

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