金曜日, 7月 15, 2005

心の病気と思ったら第三章 <キチガイと精神障害>

 向精神薬が発明されるまでの長い間、心の病気(精神病)とキチガイは同一に扱われていた。現代においても向精神薬で症状の改善されない精神障害がない訳ではないが、三大精神病と呼ばれていた統合失調症(精神分裂病)、躁鬱病、てんかんはキチガイの範疇からは外れたと個人的には考えている(勝手に私がそう考えているだけなので決して公言してはいけない)。

 それでは、私がキチガイをどう定義しているかを以下に説明したい。
1.薬では良くならない(バカにつける薬はないというがバカとキチガイは違う)
2.心理療法では直らない(カウンセリングだけでは精神病も治らない)
3.行動療法では直らない(洗脳すれば直るかも知れない)
4.死ぬまで直らない(ある日急にまともにはならないが、死んだらば危険は無くなる)
5.論理的な判断を行わない(自分だけの論理で行動するとは言えるかも知れない)

 これに該当する人々に対して世間はどういう名称を与えているかを以下に示したい。
サイコパス(精神病質)、異常人格、人格異常、パラノイア、偏執狂など見るからにおぞましい言葉が並ぶが異常性欲はこの中には含まれない。キチガイとはようするに行動は首尾一貫(首尾一貫しておかしいと言うことだ)してはいるが、それが社会から逸脱している人間のことである。場合によってはただのネクラやオタクと勘違いされていることもあるかも知れないが、逆に言えばその辺りに境界線があるのかも知れない。特徴としては何でもないことで切れる、外界に対して反応しない(自閉症に似ているがちょっと違う)など、感情の標準的なコントロールが利かない状態である。これはIQなどとは無関係で強いて言えば今流行りのPQなどが非常に低いと考えられる。ともかく一人で歩きながら怒ったり、にやにやしている人には近づかないことである。大抵家族もおかしいのですぐに解るはずである。個人的には排他的なサヨク(平等・平和・自由のためなら何をしてもいいと考えている連中)の非常に進歩的な考え方が多くのキチガイを生み出しているように思う。

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