火曜日, 4月 01, 2014

Google Glassは見せ筋

こんなもの売れる訳がないと盛んにバカにしまくり、実際の評判が思いの外芳しくないGoogle Glass。デジタル・ガジェットをいじり倒すのが大好きな一部のギークは大喜びだが、世間の風当たりは私以上に辛辣。プライバシーを侵害すると言う妄想に近い世界で批判をする輩まで登場する始末で既に始末に負えない状態に…

どう考えても世間で普通に使われるようになるにはバッテリの容量を今の数十倍に増やす事(現状バッテリは二時間持たないらしい)と一般ユーザに現状の数百倍の寛容な心を持ってもらう事が必須である。外に出てくる情報からすればGoogleは何も分かっていないのでつけ入る隙が十分あると踏んで「雰囲気メガネ」と言うGoogle Glassの対極にあるウェアラブル・デバイスを開発し晴れてバルセロナのMWCで発表し、思いの外好意的に受け入れられたので安心していたのだが…

そんな時に突然発表されたGoogleとLuxotticaの提携話。Luxotticaは世界最大のメガネメーカー。その傘下には世界的なブランドが軒の並べる一大コングロマリット。Googleは本気で普通に掛けられるメガネを本当に売りたい商品として考えているらしい。それ以外にも聞こえてくる噂はGoogleの真の狙いはノティフィケーション。まんま、我々の最初に狙っていたターゲットと重なっていたようなのだ。

結論:Googleは思っていたよりもまともだった。Google GlassをGoogleの現実的な製品だと勘違いしている人たちは普通ではないのである。

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