木曜日, 3月 20, 2008

景気の踊り場

 経済担当大臣は今の日本の経済状況を”踊り場”だと言い張るが、1994年以降一向に上向かない状態を”踊り場”と言うのは言葉の誤用である。物を知らないようなので説明をしよう。

おどり‐ば【踊り場】をどり‐
1踊りをおどる場所。
2階段の途中に、やや広く場所をとった平らな所。
3経済用語。景気が上昇する局面で、景気の回復が鈍り、横ばいの状態にあること。ふつう景気が悪くなる局面では用いない。「日本経済が—を脱却する」

 どう考えても経済担当の大臣なのだから使っているのは3の意味だろう。景気上昇期の中にあって停滞している時期を限定的に”踊り場”と呼ぶのであって、デフレ最中の横ばい状態を”踊り場”とは呼んではいけないのだ。

結論:財務省は嘘つきと書いたが、経済学者(竹中平蔵や大田弘子)はもっと嘘つきなのである。正直な経済学者だと大臣では無く痴漢になってしまうようだ。

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